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【1913年の北海道住宅記事発掘(!) 旧有島武郎邸-6】

先般の記事で有島武郎の大正2年新築の住宅について、地元新聞社がNEWS住宅として記事掲載していたという情報をお知らせしましたが、先日、その110年前の7月9日付けの紙面をスクリーンショットできた。 はるかな先人の住宅ルポ […]

【さっぽろの街と青春の感性 旧有島武郎邸-5】

有島武郎の遺した住宅探訪篇ですが、きょうはかれが東京からやってきて触れた札幌の当時の街の雰囲気について考えて見たい。旧邸に展示説明されていたなかに、有島がこの札幌の街に惹かれていった写真類があり、それが気分的に飽和点を超 […]

【縁側の洋風変容「サンポーチ」 旧有島武郎邸-4】

芥川龍之介の九十九里での一時滞在の和風庵からの延長線的流れで、「作家の住まい」的な興味深化からこの有島武郎の札幌に残る住宅を分析してみることにしたのですが、掘り下げるほどに北海道の住宅進化の過程と驚くほどに重ね合わさって […]

【110年前の札幌モダン「暮らし」デザイン 旧有島武郎邸-3】

この有島武郎が「施主であり構想者」として深く関与した興味深い住宅について、はるかな北海道大学の後輩に当たる工学部建築系の越野武・北海道大学名誉教授が、説明文を展示パネルとして寄せている。 説明文に準拠すると、現在の札幌市 […]

【腰折ギャンブレル屋根と札幌「住」足跡 旧有島武郎邸-2】

北海道らしい、あるいは札幌らしいという住宅建築の特徴っていくつかあるでしょうが、なんといっても洋風がそのまま日本の民家として根付いてしまったような部分がある。 外観的に特徴的なのは屋根形状。現代に至ると「無落雪屋根」、フ […]

【「札幌らしい」典型的デザイン住宅 旧有島武郎邸-1】

先に芥川龍之介ゆかりの草庵として千葉県九十九里の一宮館に付設された芥川荘を探訪した。実際に訪問してみて、その空気感に触れることで得られる体感は、その小説作品にふれてもいることからより肉声として感じさせられる部分を意識した […]

【人生激変の時期、天国のような北国の秋】

いろいろなことが同時進行してなかなか平安な心象を持ちにくい環境の中におりました。独立開業からの時間に自分で一定のピリオドを打って、ネクストの環境に移行しつつあるのですが、法的な申請関係も一定の時間がかかり、言ってみればモ […]

【「日本エコハウス大賞 クロストークvol.2」に参加】

昨日は夕刻18:30から19:30までの1時間、建築専門誌・建築知識ビルダーズさんの主催される表題の日本エコハウス大賞の「ゲスト審査員」として前振りのクロストークというのに参加しました。 この様子は、https://ww […]

【文豪の肉筆に触れる 芥川龍之介・九十九里の庵-8】

わたしは筆跡についての知識はありませんが、自分のヘタな字面を毎日のように見ていると、そこに自分のダメさ加減が如実に表れていると自責させられている。たぶん多くの人が、自分の書いた文字について密かな自問自答を繰り返しているの […]

【この木造空間にちなむ文学作品 芥川龍之介・九十九里の庵-7】

このブログを書いていて、芥川は金持ちのボンボンで定職もないときに海辺の旅館の「離れ」で遊興の限りを尽くしていたのが実相ではないかという意見をいただきます。本日はその辺の調査ブログ(笑)。 〜一宮川河口に位置する旅館・一宮 […]