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【大空間土間の意味 江戸期「大胆煎」農家】

ここのところ、古民家の年代素性の順番に記述しております。 こうやって年代的に古民家をあきらかにすると、 その時代背景、歴史事実とも照合ができて、社会のありように ある直感力が働いてくる部分があると思います。 中央権力中心 […]

【室町期 竪穴から土壁への移行期の民家】

さて本日も、古民家特集であります。 今回の特集では、時系列的に東北古民家の流れを跡づけてみています。 この建物は、北上市鬼柳町で発掘された約650年前の建物の復元。 今現在は、北上の「民俗村」に展示されている。 地面を掘 […]

【岩手県北上 平安中期・復元古民家】

さて先日は青森県六戸の古民家を観ましたが、 きょうは、岩手県北上の遺跡からの復元古民家です。紹介文は以下。 〜平安時代の「竪穴住居」 地面を掘りくぼめて床を作り、柱を建て屋根を掛ける竪穴住居は、 東日本では平安時代終わり […]

【青森県六戸 寒冷地古民家・苫米地家住宅】

古民家を見学するのは、その地域の暮らし方を知るチャンス。 先日も日本最古の古民家住居を見学しましたが、 温暖地域では古民家的な性能要件でもまだ「住む」ことは可能だと思われる。 冬をなんとか「耐えれば」暮らせるのかなぁと思 […]

【安藤忠雄 十和田市民図書館】

青森県は非常に複雑な歴史経緯をもつ地域。 縄文以来の土器で知られる津軽半島西部地域、 三内丸山などの遺跡が日本史を書き換えたのは周知の事実。 またほぼ同時期と言われる八戸周辺の縄文文化がベースにある。 津軽地域では米作が […]

【里山住宅博・ヴァンガードハウス2これからの家】

さて先日の神戸での住宅見学です。 関西訪問という機会はあまりないので、あちこち調べて駆け足行脚。 ということなので、残念ながらあまり事前情報チェックはできていませんでした(泣)。 そういうわたしにも、どうやらセンターハウ […]

【ニッポンのいちばん古い家・箱木千年家(4)〜変遷】

一軒の住宅でこんなにこだわって、4回も書き続けたことはないのですが、 しかしまだまだ「見どころ」はあって、興味は尽きません。 日本人が体験してきた「住む」ことの営為が、建築ディテールの各所から 物言わぬ声になってこだまし […]

【ニッポンのいちばん古い家、箱木千年家(3)離れ】

さてニッポンのいちばん古い家、神戸市近郊の箱木家住宅3回目です。 写真は「離れ」で江戸時代中期、いまから300年くらい前の建築。 われわれから見ればこちらも十分に「古民家」ですが、 母屋の1000年以上から見れば、こちら […]

【ニッポンのいちばん古い家、箱木千年家(2)母屋】

さて、ニッポンのいちばん古い家、箱木千年家の写真紹介です。 わたしの興味のままに100枚くらいの写真を撮ってきたので、 とても紹介はしきれません。ほんのごく一部の写真です。 まずは、概要をwikipediaなどWEBから […]

【ニッポンのいちばん古い家、箱木千年家(1)】

住宅の雑誌の仕事をしてきて、 だんだんと住宅への興味が深まっていくほどに、 いったい人間にとって住宅とはどういう意味があるのだろうかと より本質的な部分に、思いが至る。 住宅を考えるということは、人間の本然を考える部分が […]