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【住むだけの家と町家・民家との乖離感】

いまどき、町家と言ってもイマイチ、現実感のないコトバだけれど、 住宅を考えるようになって、日本人の住意識を 掘り起こすように探求していると、いつも繰り返し「町家」に意識が向かいます。 現代の日本人の住まいは、戸建て住宅で […]

【高性能住宅見学会in旭川/アース21例会】

ここんところ「環境住宅」をめぐってのやや空中戦的な論議が多くて どうもアタマが硬くなっていたところ、 それをやわらかくさせてくれる、住宅見学の機会がやってきました。 やっぱり実際の住宅を見学する機会は いろいろな刺激が自 […]

【精神性と機能性 建築の2元論】

写真は北海道の開拓期からの歴史を偲ばせるご存知、道庁・赤煉瓦庁舎。 一方その下は、現在の道庁本庁舎。 よく北海道で建築家と話していると、 このふたつの建物が対比的に語られることが多い。 赤レンガは、たぶん数百年経っても、 […]

【全的被災、消えた街再生・女川2016春】

今回の東北フォーラムほかによる合同研究会、 シメは3.11津浪で全的被災を被った女川の街の状況視察でした。 「全的被災」というようなことが、実際に起こるとは思わなかった現代社会が 現実にそれに遭遇して、さてそこからどうな […]

【名勝、函館香雪園・園亭再訪】

サクラは札幌ではあっという間に咲いて、 そしてあっという間に葉桜に一変してしまっています。 この間の気温、天候などが成せる技なのでしょうが、 日本民族的なお祭り感が、札幌では一陣の春風のように ほかのたくさんの春の胎動の […]

【家の終わらせ方「終家」を考える】

一昨日の投稿、【空き家と廃屋に見る未来〜「終家」問題】への関心が たいへん大きかったようです。 建築を考える人たちばかりでなく、多くのみなさんが気付きはじめている。 分散的な家族形態、都会では家族数が2人を切って、1人台 […]

空き家と廃屋に見る未来〜「終家」問題

住宅業界がこれから考えていかなければならない問題に 「終家」っていう問題があると思っています。 ご存知のように、日本ではいまや、住宅は世帯数以上になっている。 国交省の平成25年住宅・土地統計調査では 以下のようなアナウ […]

わが家下水槽周辺、土壌陥没事件顛末

先週お伝えした、わが家の駐車場にある札幌市下水槽(札下と記載)の マンホール周辺で土壌陥没が起きている件、 わたしには連絡がなかったのですが、 設備業者さんが来てくれて、すでに補修工事も終わっておりました。 これはいい機 […]

明治45年の洋風建築 旧室蘭駅舎

室蘭にはよく行くけれど、一度もきちんと建物を見た経験がない。 どうもそんな後ろめたさが募ってくる、前期高齢化寸前のきょうこの頃(笑) 休日となると、こういった古建築を巡り歩きます。 この建物、いろいろな紹介文はおおむねこ […]

築108年の函館香雪園温室・管理人棟

先日ご紹介した「貴婦人の気品 1908年築 函館・香雪園 温室」に 付帯する管理人棟の様子であります。 どうも、この端正なフォルムにこころ動かされる思い。 貴婦人、と書きましたが、やはり外見的な部分で 多くの人を魅了して […]