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工学系大学講義室のいごこち

東北芸術工科大学という大学に初めてきました。 山形市にあって、2日間、 「中世への胎動」と題した考古学と歴史のコラボのような 公開セミナーが行われることになっていて、 ご存知のように、わたし、大好きな分野なものですから、 […]

民主党 住宅リフォーム推進議員連盟発足

民主党の参議院議員で、奈良県選出の中村てつじさんは、 わたしどもが発行した「エコ住宅Q1.0」という特集号を購読して以来、 ずっと、霞ヶ関で同僚国会議員や国交省のお役人さんたちに その本を大量に配ったりされて来られていま […]

自然素材だけの空間性

1眼レフ写真であります。 こういうワイドの表現領域でも、タテ横に大きな狂いが生じない。 日本的空間美には、しっかりとした木材の構成力のたくましさを感じさせてくれる 基本的にこういう架構の美しさが存在する。 西欧のような石 […]

住宅性能、焦点は開口部のデザインへ

きのうは新住協の北海道のメンバー有志と 鎌田紀彦室蘭工大教授とのQ1.0-X研究会ゼミに参加。 このゼミ、もうかれこれ4〜5回はやってきているのですが、 日本の「在来木造構法」住宅で、さらに性能向上を計って行くにはどうす […]

日本古民家のパッシブ性能

本州地域での夏場の「住宅性能」について考えると 通風・換気窓・日射遮蔽・植栽、 というような基本要因に突き当たる。 高温多湿の自然条件の中で、どうやって涼を感じる暮らしを実現するかと考えれば 自ずとそうなってくる。 自然 […]

土間に癒される

日本の住宅には土間が伝統的にあって その醸し出す独特の温湿度環境が、日本人の精神のなにかを造形していた。 わたしにはどうしてもそういう風に思われる。 土間を失ってからの日本人の暮らしに ある致命的な喪失感があったのではな […]

和のくらしの美しさ

取材に出ると、その土地土地で残されている 古民家や古建築にカメラを向けることが習慣化しています。 その土地の気候風土の中で暮らしてきた実感的な部分が容易に伝わってくる。 写真は、今回出張で2泊せざるを得なかった(笑) 岩 […]

外界を感受する室内壁

壁というのは、住宅にとってどんな存在か? ふむふむ、って、悩むような問題ではないでしょうけれど、 でも、日本の木造住宅にとっての壁の認識と、欧米住宅の壁の認識は どうも違うように思っています。 ちょうど日本語の「窓」が、 […]

円窓の日時計

先日の見学会より。 円窓って、日本の建築ではけっこうポピュラー。 精神性を表現する重要な建築装置として いろいろに見る機会が多い。 住宅用でも、たぶん、サッシ屋さんの品番にもあるのではないかと想像します。 ただし、今回見 […]

地熱利用アースチューブの可能性

見学会で見た武部建設さんの江別市野幌の住宅。 写真は、施工された「アースチューブ」の温度変化の様子です。 ピンぼけ風になっていますが、左は吸気側で、右は室内側の温度。 アースチューブというのは、地熱を暖房や冷房に使って […]