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民主党 住宅リフォーム推進議員連盟発足

民主党の参議院議員で、奈良県選出の中村てつじさんは、
わたしどもが発行した「エコ住宅Q1.0」という特集号を購読して以来、
ずっと、霞ヶ関で同僚国会議員や国交省のお役人さんたちに
その本を大量に配ったりされて来られていました。
新住協の実践的住宅性能向上運動に深く傾倒されて
個人会員として参加され続けています。
そういう経緯の積み重ねがあって、きのう18日に
表題のような議員連盟が発足することになりました。
発足会では、新住協の技術情報誌や、わたしどもの「東北の住まい再生」誌も
資料として、参加議員のみなさんや報道陣に配布されました。

写真は、発足会でひな壇側に並んだ政治家のみなさん。
左端が、議員連盟の幹事長を務められる中村哲治参議院議員。
そのとなりに、前首相・鳩山由紀夫氏。最高顧問。
その右側は、技術上の指導的立場に立つ鎌田紀彦室蘭工業大学教授。
その隣には、議員連盟の会長になる川内博史衆議院議員。
その右には、民主党の住宅政策立案者であり、顧問に就任した前田武志参議院議員。
一番右側は、事務局長を務める木村たけつか衆議院議員。
その他、副会長に26人、幹事長代理に1名、事務局次長に12名の政治家が名を連ね、
総勢で44名、さらに当日、石川知裕代議士の姿も見えていましたが、
なお数名の参加者があったと思われます。
川内代議士は民主党の国交省部会の委員長経験もあり、
幹事長の中村さんとの行動+戦略コンビという感じがいたします。
こういう時期での議員連盟旗揚げなので、たぶん、
いくらかの政治的な、政局的な思惑もあるのではないかと思いますが、
今後の活動方針として
1 サラリーマンが住宅ローンに苦しまない中古市場づくり
2 お年寄りが風呂場やトイレで倒れない家づくり
3 (東南海・南海など)来るべき震災に備えた家づくり
4 政策的な課題を総合的に解決するための業界側の受け皿作り
という4項目が中村さんから示されていました。
会合には、国交省の窓口となる住宅局の主要メンバーも顔を見せており、
本格的な与党政治側と、行政機構側の構図が鮮明になったと思います。
これまで正面切って
住宅の政策について窓口や折衝は存在しなかったのではないかと思いますが、
こういうひとつの可能性が見えてきたと言うことでしょう。

否応なく、その行方を注目していかねばならない動きだと思います。

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