きのう仙台から帰還。今回出張ではACアダプタを忘れてしまったことから、
仙台オフィスに置いてあった代替MacのACアダプタを使用していた。
その後、ほどなく「プシュン」という悲しい音とともに起動しなくなった。
通常業務が差し支えることから、その代替機に環境を移行し
無事にできて、いまもその環境で各種作業を行っているところ。
昨日は札幌に帰還後、Appleを通じてメンテナンス相談を予約していた
BICカメラ札幌店に直行して相談してきました。
札幌ではApplestoreはなくなってしまっている・・・。
相談の際、まる1日以上起動させなかったMacBookPro15を起動させようとしたら
その段階では、全然反応がなくなっていた。
どうやら、完全におシャカかという感じであります。
スタッフの方が「ちょっとこっちで診てみます」と引き取り十数分後戻ってきて
「ACアダプタで充電させながらチェックしたら、ハード的反応はしている」
「であるのに起動しないのは、システムソフトの損傷か、
あるいはロジックボードに問題がある可能性。」
というご意見。なんですが、システムディスクは他のマシンに移設して
まったく問題なく動作している。
したがって、ロジックボードの問題か、という方向になった。
「その場合、このマシンのサポートはすでにAppleでは終了している、
部品供給も行われていないので、当方では取り寄せもできません」
「ということは、直すことはもうムリということですか?」
「そうなりますね」という悲しい展開に。
ということなのですが、ふと気付いたのが先方がACアダプタで充電させたところ、
もともと充電ゼロでその後、充電が復帰してきているということ。
「充電はできてきているんですか?」「ハイ」ということ。
じゃぁと、試しに起動させてみたら、なんと起動するではありませんか!
内蔵バッテリーが十分充電してあるはずなのになぜか充電ゼロだった。
そこで思い出したのが、くだんのACアダプタケーブルが破損状態だった点。
接続させたインジケータも、不規則に点滅を繰り返していた。
「不安定な電源供給の場合、内蔵バッテリーやロジックが損傷を受けることは?」
「ありえますね」ということ。
わたしの直感でやはり電源関係トラブルだと思っていた通りだった。
で、気付きへのお礼を言って、バッテリー起動状態のまま、
自宅に戻って正常なACアダプタから充電させたら、どんどん復活。
破断したACアダプタからの不安定な電源供給が
一種の「仮死」状態をMacにもたらせてしまったというのが症状だった。
それが「仮死」であることがようやく解明されたのです。
わたしも、Mac利用して20年以上ですが、こういったトラブルは初めて。
なんにせよ、問題の根源は破断したACアダプタケーブル。
チェックして見たら、破断可能性の濃厚な部分にセロテープ補修の跡(泣)。
そういう危険への意識がわたしにも不足していた。
中小零細企業では、こうしたマシン管理はなかなか目が届きにくい。
モノはもっと愛情を持って使うべきだなぁと深く思い知らされた。
Macだけでも全部で40台近くあり部品も含めたすべての管理はムリもある。
思わぬトラブルはそのような原因で起こる。
いろいろ反省させられた顛末でした。
Posted on 12月 9th, 2017 by 三木 奎吾
Filed under: Mac.PC&DTP
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