本文へジャンプ

【札幌街区の「昭和レトロ」な空気感建築】

 最近よく札幌市中心部をクルマで走っています。わたしがいま住んでいるのは札幌の最初期に近い「新興」住宅地。昭和、それも戦後期からのものですが比較的に新しい建物が多かったり、どんどん「手を加えている」更新された住宅が多い。 […]

【建築が醸し出す「空気感」と人間の受け止め】

 いろいろな場所に行って、そこで感じる、とくに建築や住宅への感覚についてこころが向かうようになっていった。職業的に住宅メディアというものを作ってきたことが、そういう自分に仕向けていったということなのだろうか。いわば習い性 […]

【家の断捨離はつづくよ、どこまでも】

 これからのライフスタイルを考えて見て、より自由度の高い生き方を考えておりまして、そうすると自分的には「複数拠点生活」というのにどうも惹かれている。  現在の住居は事務所兼用住宅として33年前に建てて、いまもその初期の目 […]

【新住協の「個人会員」入会登録完了】

 わたしの立場の変更更新があってこれまでのReplan誌編集発行の(株)札促社からは退職して、いまわたしは「ミキ住宅ジャーナル」という社会的商号・個人会社で活動しております。  そういうことなのですが、北海道建設部から依 […]

【課題の先進地・北海道はPV壁面化をクリアするか?】

 「北海道は課題の先進地」というやや自虐感のあるコトバを北海道の住宅研究機関である「北総研」からの情報発信でよくみかける。まことに言い得て妙だと思わされる。  きのう触れたように明治の開拓期以来、この地に旺盛に殖民するこ […]

【ゼロエネ住宅へのPV利用・北海道スタイル】

 北海道の住宅施策で温暖地域とのいちばんの「条件」の違いとは積雪という風土条件。  住宅のエネルギーについて最初期の北海道住宅は、その開拓初期から豊富に採掘された「石炭」に依存した暖房を行ってきた。明治国家の北海道開発の […]

【2024イマドキ北海道住宅の目標・可視化 in南幌】

 コロナによる社会閉塞からの停滞を経験して、その間に水面下で動き続けてきていたさまざまな社会の動向を反映した「住宅」の変化について、ひとつの象徴的なプロジェクトが動き始めている。  きょう紹介する「みどり野ゼロカーボンヴ […]

【個人主義中心マーケットから多世代型住宅需要へ】

 写真は広島空港にほど近い先祖伝承の土地「入野」を探訪したときの様子。  北海道人というのは本州の「出身地域」に対して「出自」という意識は当然ながら強く持っているだろうと思っていますが、まぁ、必ずしも一般的にはそうでもな […]

【16世紀初頭 ニッポン「食の世界」と料理人たち】

 このやまと絵はきのうに引き続き、四国愛媛松山・湯築城資料館展示パネルより。  調べてみると原点資料は、16世紀初頭に描かれた「酒飯論絵巻」からのようです。以下Wiki要旨〜狩野派の画によるとされ『下戸上戸絵詞』『三論絵 […]

【無垢材テーブルが醸し出す「癒し感」】

 写真は、ことし1月の夫婦旅・四国で最初に宿泊した四国八十八箇所第6番札所、安楽寺の宿坊に置かれていた無垢テーブル。  温暖地のホテル選びですが、加齢してくるとどうしてもこういう傾向の宿所に惹かれてくるものなのでしょうか […]