本文へジャンプ

「下山の思想」について

五木寛之さんという作家は 一度も読んだことがなかった。 なので、最近かれが書いたという「下山の思想」も読む機会がなかった。 NHKニュースで、それが密かなブームであり、 その内容に多くの共感者が広がっている、ということを […]

民主党「住宅政策説明会」

きのう、官僚機構のことを書き始めたところだったのですが、 ちょっと置いといて、きのうは民主党の表題のような会合があって 旧知の参議院議員・中村てつじさんが来札するので 参加して参りました。 政権交代時のあの熱さがすっかり […]

この国の「支配者」は誰か?_1

現代の日本は、曲がりなりにも、 という変な謙遜表現ではなく、真性にというべきほど、 「法治国家」であることは論を待たない。 民主主義であるかどうかは、実態的に考えると必ずしも あてはまるかどうかはわからない。 民主が疑問 […]

日本の権力機構・官僚制について

わたしたち昭和中期に歴史教育を受けた人間たちは 大体が、現代史に繋がる戦後以降のことについてはほとんど教育を受けていない。 ちょうどその項に差し掛かる頃には受験時期に突入すると言うことなのか、 それとも、現代日本の権力構 […]

大震災発生からの危機管理

東北PPP推進連絡協議会という聞き慣れない名称の組織体から 「中央3省出先トップ新春特別講演会」という案内が来ておりましたので ちょうど仙台にいる時期でもあり、 復興に向けての政府側の現地トップの考え方を把握するのは意味 […]

地方と東京の関係

東京の地下鉄に乗っていたときに見た車内広告。 夕張は破綻自治体としてその名を全国に知らしめましたが、 必死の模索が続いているようです。 小泉流構造改革というものは、外交的には徹底した「対米従属」が基本であり、 また、日本 […]

機能的な社会意思決定システムとは

司馬遼太郎さんと、海音寺潮五郎さんの対話の本を 読み続けております。 いろいろな示唆に富んでいて、まことに興味深い。 明治維新のときの大久保利通の言葉として、 日本では「民主議会」は明治の35年くらいになったら、ようやく […]

学問と学問の間

わたしは歴史が大好きなんですが、 北海道って、残念ながら文献に残っている文字記録がたいへん少ない。 この地に生まれ育っているけれど、 そういう人文的積層を感じられないのが残念なのですね。 なので、文字記録ではない、考古的 […]

スペシャリストだけで社会は発展するのか

最近、息子が大きくなってきて 男の子の教育というか、男子としての気概を育てる、 というようなことに向き合わざるを得なくなってくる。 そうなってきて、考えることは人間は結局、人間にしか影響されないだろう、 という、ごく当た […]

資本主義の行く末

TPP参加問題というのが進行している。 また、一方でギリシャの問題から欧州全体の金融システムが揺れている。 どうも資本主義の現代的な問題の表面化が進行している。 クリントン政権以来、 アメリカは、財政的な危機に当たって、 […]