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【113年前、養蚕に賭けた開拓魂 東旭川の養蚕民家-1】

1909年建設という旭川の奥、東旭川にある養蚕民家。 本州地域ではこの程度の築年の建築は多数あるけれど、 明治以降の開拓史しかない北海道では、十分に「古民家」といえる。 この建物は旭川市指定文化財となっている。 先般来、 […]

【民藝的な用の美 「赤城型」養蚕民家-1】

北海道で高断熱高気密住宅という住宅性能の革新が起こって それと同時にそこでの住宅建築がどのように「民族化」するか、 出版活動を通してわたしはその興味に引き立てられながら生きてきた。 温暖地日本から隔絶した気候条件の地域で […]

【ニッポンの正月 注連飾りアラカルト】

お正月まであと2日。いよいよ押し迫ってきた年末時期、いかがお過ごしでしょうか? ことしもコロナウィルス禍の最中ではありましたが、なんとか年中無休でブログ書き。 まぁ、一回書くのを休むとクセになるので継続し続けております。 […]

【播州英賀「参入勢力」の産土神利用・人心収攬】

新型コロナ禍でなかなか他地域への交流拡大は難しい。 なんといっても移動にはリスクが伴う。勢いブログ記事も過去に取材の 民俗的建築からの歴史探究に傾倒気味。本日は「鄙」の神社事例。 最近とくに播州の「三木家住宅」など家系伝 […]

【なぜ各地神社ごと注連縄デザインは違うのか?】

宗教建築、とりわけ神社は毎日、北海道神宮に参詣する習慣もあって、 各地を訪れる度に各地域の神社を参拝させてもらいます。 まぁ歳も取ってくると、夜のクラスターのような場所は縁遠い(笑)、 こうした場所が親しい訪問場所になる […]

【DNAの不思議なナゾ 人は「縁」を生きる?】

北海道は日本の他地域からたくさんの「移民」が集まって成立した。 「核家族先進地域」と評した人がいたけれど、 初期北海道に、「仏壇を背負って来た」ような家は多くはなかったのでしょう。 大多数は「一旗揚げて郷里に帰る」という […]

【平泉藤原氏の建築・くらしの手掘り】

いまから1200年前くらいの平泉の発掘調査、進んできていますね。 平安末期の時代。引き続く鎌倉時代に向かって 律令国家的な支配構造が崩壊していって、 武家階層が実権を握っていくプロセスが各地で分権的に進展した。 奥州藤原 […]

【伝統工法・松井郁夫講演 in 北の民家の会】

北の民家の会というNPO組織がありまして、 札幌市立大学・羽深教授や武部建設・武部社長のネットワークで 北海道の古民家文化の発掘・活用・拡散の活動を続けています。 きのうはその例会と講演会として、東京から松井郁夫さんが来 […]

【古民家ディテールのものづくりマインド】

きのうまで関西圏の各地を行脚していました。 終わり近くにうかがった、古民家改修して事務所利用している事例。 スタッフの方に「面白い事務所ですね」と話したら、 ご親切にぐるっと案内していただけました。 わたしは、古民家巡り […]

【東京世田谷「南面大開口」パッシブな古民家】

きのう「台所」を取り上げた二子玉川の民家園、古民家です。 晩秋の陽射しの中、陽光をたっぷりと受ける南面大開口のたたずまい。 大きな茅葺き屋根が軒を作って、適度の日射制御を作りだし、 室内で実現されている「いごこちのよさ」 […]