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薪ボイラー

こういう機械、面白くて使いたくなる気持ちはわかる(笑)。 これは薪など、なんでもいいのですが、 どんどん投げ入れて燃焼させてエネルギーを得ようという 非常に単純なシステムです。 長野県の取材先で利用していました。 わたし […]

現代住宅の豪華ぶり

最近、とくに強く思うようになってきたのですが、 現代建てられているような住宅って、 いかにこれまでの時代の住居と隔絶があるか、ということ。 やはり、近代的合理主義というか、 西欧近代文明の及ぼした到達点というか、すごいも […]

北方日本の暖房の歴史_8

写真は「蓄熱暖房器」の解剖写真です(笑)。 大変単純な構造になっていて、200Vの電熱線が配線されている周囲に 蓄熱のための「レンガ体」が配置されているという原始的とも言える機器。 こういうものなので、メンテナンスという […]

北方日本の暖房の歴史_7

北海道では、ほかの地域とはまったく違う暖房の発展を見せていた。 北東北の一部で、北海道に追随するような動きが見られたけれど、 それ以外ではまったく暖房が進化する、という動きは少なかった。 たぶん、セントラルヒーティングと […]

北方日本の暖房の歴史_6

さてふたたび、暖房の歴史であります。 考えてみると、こういうふうに北海道の住宅に関連する 進化の歴史って、身近すぎて 振り返るような機縁がないように思います。 あまりにも即物的な事柄なので、より新しいものへの興味はあって […]

北方日本の暖房の歴史_5

1968年当時のわが家、 わたしが高校に入り立てのころなのですが、 そのころの暖房形式は、スチームによるセントラルヒーティングでした。 時代は高度成長期であり、暖房もどんどん変化していくことが それがそのまま、北国社会の […]

北方日本の暖房の歴史_4

きのうはブロックで建てたもやし育成室の事を書きましたが、 はるかな後年、わたしが家を新築したとき、 なぜかブロックで家を建てる建築家と意気投合して 建てたとき、新築の祝いの席までそのことを忘れていて、 「なぜ、ブロックの […]

北方日本の暖房の歴史_3

石炭の暖房のことを書いていたら、 それはそのまま、北海道での冬の暮らしのスケッチになることに気付きます。 石炭収納庫は、たいてい戸外にあったのですが、 今日出没しているという「石油泥棒」のような 石炭泥棒みたいな話は、聞 […]

北方日本の暖房の歴史_2

石炭による暖房って、案外その寿命は短かったと言えるでしょう。 わたしの記憶では、昭和40年代にはすでに石油に メインの位置を譲っていたように思う。 しかし、石炭による暖房は、道民気質というようなものを生み出すのに 大きな […]

北方日本の暖房の歴史_1

北国に暮らしていく以上、暖房とは切っても切れない関係。 しかし、わたしが住宅関係のことを仕事にし始めてからでも その変遷ぶりは大変に激しい。 日本の伝統的民家では、北東アジア全般に広がっていた 「オンドル」という、地中に […]