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【南部曲り家成立の農業革命/日本人のいい家㉗-2】

わたしたちは現代から古民家としてこの紫波町にあったこの工藤家を 南部曲り家の典型として見ている。 しかし歴史的には南部曲り家の成立は比較的に新しいとされ、 意外にも、早くても18世紀前期ごろであろうと考えられている。 初 […]

【南部曲り家という地域型住宅/日本人のいい家㉗-1】

国交省は「地域型住宅」という政策を一時期推進していた。 どうもせっかく政策推進しても、官僚機構なので担当者の交代で 方向転換が頻繁に行われてしまう。 似たような政策推進でも年度が替わると名前が変更になる。 こういうのって […]

【これは「懸魚」〜げぎょ〜の原型かなぁ?】

さて、5回にわたった川崎市北方・多摩に近い古民家を見てきましたが、 最後にふしぎな飾り物を見て、はたと当惑してしまった。 あえていえば「懸魚」〜げぎょ〜なのかなぁと思われた。 一般的に知られる懸魚は以下のような理解。 〜 […]

【江戸期商家「工場」土間空間/日本人のいい家⑯-3】

日本の「商家」という系譜は、 1 都市住宅「町家」であること。 2 商いという生きざまは当然、販売品の生産にも関わった生業であること。 3 日本の資本主義・家内制手工業の原風景であること。 などの特徴的な住宅原型であると […]

【ニッポンの正月 注連飾りアラカルト】

お正月まであと2日。いよいよ押し迫ってきた年末時期、いかがお過ごしでしょうか? ことしもコロナウィルス禍の最中ではありましたが、なんとか年中無休でブログ書き。 まぁ、一回書くのを休むとクセになるので継続し続けております。 […]

【開拓判官島義勇:明治元年銭函-札幌21.5km往復】

「道」シリーズであります。 新型コロナ禍で仕事の仕方が大きく変わって、わたし自身は内勤的な業務に。 これまでなんとなく「後回し」的だった仕事内容に根を詰めるようになって このブログでも過去に大量に「取材」ストックしたデー […]

【7-13世紀「擦文」期北海道住宅インテリア空間】

私のブログで大きな領域は「古民家探訪」シリーズ。 通常発行する住宅雑誌ReplanやReplanWEBマガジンでは現代建てられる リアルタイムの住環境を考えていくのが基本。 それに対して最古参の「住宅ルポライター」として […]

【連休利用のクルマ整備DIY:サビ落とし】

きのうはカミさんと近場に繰り出しておりましたが、 各所で混雑に遭遇。久しぶりの「にぎわい」を体感していました。 ことしは新型コロナ禍で「夏休み」らしい期間がなくようやく一段落気分なのか いわゆる「感染者」も減少傾向で重症 […]

【世界的鉱山技師ライマン 142年前東京の家】

北海道の明治の開拓使時代には「御雇外国人」が多数来日した。 とくに世界の中でアメリカ北東部開拓の経験事例がもっともふさわしいと 明治政府が判断したことで、アメリカからの技術者の来訪が多かった。 ときのアメリカ農務局長であ […]

【明治初年和洋折衷住宅「和/洋」の結界デザイン】

写真上下は、北海道開拓期の和洋折衷形式の代表的建築 永山武四郎邸と清華亭の写真です。 どちらも、その「和洋折衷」の結界、和室側から洋室を見たところ。 接続する部屋間の仕切りに重厚なモールディングが施されています。 永山邸 […]