本文へジャンプ

【帰属する「立地・ムラ」選びと「住みごこち」選択-1】

写真は四国松山の高台からの「都市市街地」と東北津軽の古民家、そして古民家での家族の「だんらん」の様子です。 先日ある住宅技術関係の主導的な存在の方と話していて、わたしのブログについて率直な感想、印象をいただいた。自分自身 […]

【いのちをつないでいくもの〜草戸千軒2023再訪-16】

きのうはオフィス社屋を共同しているReplanメンバーの仕事打ち上げ日。 身分的には「代表者」から変化して、いまは一定期間「相談役」を拝受しておりますが、一応別会社。なんですがなんとなく出社していたメンバーから、帰り際に […]

【愛しい瀬戸内海世界〜草戸千軒2023再訪-15】

さていよいよ今年もあと3日。このブログはことしのわたしの立場の変化にかかわらず、おかげさまでずっと継続することができました。しかし徐々に「深堀り型」で実際の取材での体験と、それプラス周辺的な地固めみたいな情報を心がけて変 […]

【年末最終週の札幌、雪かき本格化かなぁ 🎵】

本日早朝目覚めたら、ごらんのような景色がわが家前に出現。 ことしの冬は,夏が非常にながく暑かったのでさてどうなるか、と思っていましたが季節の進み方はそれなりに順調で、ようやくのまとまった降りようであります。12月に入って […]

【中世都市に集う異形の人びと〜草戸千軒2023再訪-14】

ことしはわたし自身にとって節目の年になったのですが、現代人はさまざまなステージでの生き方というのが必然的な「対応力」として求められていくことでしょう。そういうことを強く実感した。 一般的には「老後の人生」みたいなことです […]

【農耕生産と人新世的な地形変容〜草戸千軒2023再訪-13】

ここまで草戸千軒の「市」としての側面を見て来たけれど、そうした「市場経済」社会の生成はその前提として、社会総体としての農耕生産性の増大ということが前提だったことは言うまでもない。 縄文以来の「伝統的社会」としての狩猟採集 […]

【中世動乱と市、宗教〜草戸千軒2023再訪-12】

草戸千軒からなかなか脱出できない(笑)。民族的DNAが加齢と共に覚醒される部分があるのでしょうか。もともと歴史考察系のことに興味が強いのと、住宅を考えて行くと「都市」というか集住環境というものへも深く傾斜していくというこ […]

【市民独自の宗教建築「御堂」〜草戸千軒2023再訪-11】

鎌倉〜室町の歴史時間の「門前市」という性格の中世都市、草戸千軒は土地支配や宗教支配などの権力機構の表情を持っていない、一種のアジール空間。たぶん畿内地域での堺と似た性格の境界都市なのだろうと思いますが、そういう存在には庶 […]

【社寺建築が生んだ内需産業群「番匠」〜草戸千軒2023再訪-9】

この草戸千軒にほど近い位置に「明王院」「草戸稲荷神社」社寺が有名な古刹。明王院の五重塔も、神社も高層建築でまるでビルとも思える。これらは当時の工人たちの明白な技術の結晶だろう。 日本民族にとってのもっとも身近な「地域製造 […]

【日夜鍛錬の製造業「町の鍛冶屋」〜草戸千軒2023再訪-8】

〜しばしも休まず 槌うつ響き 飛び散る火花よ 走る湯玉 ふいごの風さえ 息をもつがず 仕事に精出す 村の鍛冶屋 あるじは名高い 働き者よ 早起き早寝の やまい知らず 永年鍛えた 自慢の腕で 打ち出す鋤鍬(すき くわ)心こ […]