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明治開国の残照

写真は神戸異人館のなかのワンカット。 装飾性、という言葉がこだましてくるような空間美。 明治の開国以来、横浜や神戸、函館といった開港地域が 海外からの文化受容の中心地になったことの残滓が、 これらの地域の文化資産になって […]

地域の人口減少対策

北海道の住宅政策は、国全体の中で特異的に進化しています。 積雪寒冷という人間居住条件の過酷さに、地域全体の問題としてそれをとらえ、 克服するという、いわば地域住宅運動のようなものが 絶対に必要であり、その努力の積み重ねの […]

兵庫県福崎・古民家復元工事

本当は、ベネッセが運営している直島の安藤忠雄さん設計の美術館を、 と思っていたのですが、その前の日程が長引いて それでも大丈夫なはずと踏んでいたのが、 あまりにも渋滞その他で時間がかかりすぎてしまって 向かう途中、岡山か […]

北海道の日本人の家

わたしは、今年度、北海道建設部からの委嘱をうけて 「北方型住宅」の来年度以降のかたちについての検討委員会に参加しています。 北方型住宅というのは、北海道で開拓の初期から取り組まれてきた このきびしい積雪寒冷条件の北海道で […]

北海道での「平屋」ブーム

ここ2〜3年くらいの傾向なんですが、 Replan誌で「平屋」特集をやると、反応がいい。 「コンパクト」ということへの興味も深まっている。 取材してみると、いろいろな家族模様が浮かび上がってきていますが、 総じて見ると、 […]

コンパクト・高性能という価値観の社会へ

先日、日本学術会議を取材してきたことは触れましたが、 一番大きなテーマは、少子化の進展によって人口減少が進展していく 日本の住環境、人間居住環境の変化と言うことでした。 写真は、岐阜県の世界遺産「白川郷」の全景写真ですが […]

尾道のわび住まい

ことしもあと2週間ほど。 あわただしい年末進行の案件もありますが、 札幌にもようやく根雪と思われる積雪もあって、 年末感がどっと迫って参りました。 わたし自身は、年末年始にかけて創作の進行があって、 年寄りらしく(笑)、 […]

雪景色の中のたそがれ

北海道の暮らしは、寒冷が生み出すコントラストの美の魅力を持っている。 冬を楽しむ、という概念はあまり持ちにくいけれど、 日本人でもっとも積極的にこのことを言う資格を持っているのは やはり北海道の人間だろうと思います。 雪 […]

地域らしい景観デザイン

すっかり日が短かくなっています。 取材撮影日程なども、夕方4時はほとんどアウト、という季節。 日本は南北に長い国土で、日の長さにも微妙に違いがあると思いますが 見学していた北海道下川町では、 札幌に比較しても、やや日の短 […]

断熱技術と生活文化デザイン

日本の住宅って、庭との関係性について いろいろに考えて設計されていることに驚くことが多い。 メインとしての「見せる庭」には主たる室、たいていはメインゲストのための部屋が それを眺めるように配置されているけれど、 大きな高 […]