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北海道ブランド力-2

おいおい、であります。
きのうは東京にいたわけですが、
まだ肌寒さが残るとはいえ、さすがに太平洋側気候の関東、
陽射しは完全に北海道の初夏のようで
まことに温暖を感じさせてくれる次第であります。
で、そんななか、偶然見かけた看板に仰天した次第。
きのう、確かに「北海道ブランド」は本州地域で強い、とは書いたのですが、
まさか、北海道米がこんな扱いでブランド米化しているとは知りませんでした。
「ゆめぴりか」はわが家でもときどき食べておりますが、
通常販売価格は北海道では10kg3500円くらいで入手している。
まぁ実際にはもうすこし安いのですが、
それくらいが一般的だと思うのです。
輸送費を考えてもちょっと異常に高い。これだと10kg7000円、2倍だ。
これはやはりブランド化による希少価値感覚が大きいのでしょう。
看板を見たのが、東京の山の手の高級住宅地周辺だったこともありますが、
こういう感覚が首都圏では出てきているのでしょうか?

長く北海道は米作に不適な
寒冷気候と言うことで、必死の品種改良努力が傾注されてきた。
その結果、冷害に強く味も優れた品種が生まれ、
しかも温暖化の影響で、むしろ本州地域が米作に厳しくなっていく中で、
北海道はいまや、米作の適地に変わってきた。
そういうような理解はしていたつもりでしたが、
それとても、まさか、新潟のコシヒカリみたいな扱いまで
とても想定はしていませんでしたが、
こんな看板がごく普通に掲げられているのを見ると、
そうか、そうまでなってきているのか、
とビックリさせられます。
以前、北東北3県の知事さんたちが北海道に来て
いっしょに「北海道になりたい」と言っていた報道がありましたが、
この「北海道ブランド力」、わたしたち北海道人が思いもしないほどの
広がりと深さがあることなのかも知れないと再認識した次第です。
しかも先日も書きましたが、
中国のみなさんは、冬の北海道にあふれかえるほどになってきている。
建物の断熱が地域を挙げて良くなってきていることが、
かれらの観光熱を底上げもしているように思っています。
北海道の地域でのビジネスマンとして、
ちょっと現状認識をあらためさせられた次第であります。
ふむふむ。

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