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子どものケータイ

きのう、わが家の坊主がなんとか無事に
中学校の課程を修了いたしました。
まぁそう大きくひねくれもせず、
父とも、ときどき腹を割って話すことも出来ているので、
いまのところは、円満な親子関係があると思っています。
もちろんときどき大声で叱ることもありますし
かれも反抗的な態度を示すこともあります。
しかし、なんとか、義務教育課程は修了です。
これからは、まだ学業を継続したい、という意志を示していたので
進学と言うことになります。
まぁ、それは行けるところに行くしかない。

そういうことはどうでもいいのですが、
きのう、親子で緊張関係が張り詰めました。
世間でよくあることでしょうが、ケータイの件であります。
以前、中学校進学の時にもケータイの希望は言われたのですが、
父としては、与えておりませんでした。
その折りに「少なくとも中学校では・・・」
というように言ったという経緯は確かにあったと思います。
子ども側としては、それは高校に入ったら、という期待値になったことは
ありえる展開だろうと思います。
で、父親としては、
ケータイはいいだろう、しかし、その使用に当たっての自己管理について
明確に自己責任意識を芽生えさせたいと
そのようにかれと向き合ってみているわけです。
費用の問題、使用用途の問題、インターネット接続のルールの問題などなど、
かれが自分自身で考えなければならないポイントは多い。
きのうはそういうことで、初めはブータレ状態から
自分の部屋で悔し泣き状態、
その後は感情アップアップ状態で、涙ながら状態、
で、ようやく落ち着いて話し合い状態まで、千変万化いたしました。
親としては、いい機会だと思って、じっくり話し込んでみた次第です。

結局、中学校を終わると言うことは、
これからは大人として扱っていくぞ、ということですね。
昔であれば、15歳は元服であり、
大人社会の仲間入りであるわけです。
そのときにあたって、親子の話し合いができたのは、よかった。
話が終わってから、いっしょにニュースを見ながら、
これからの世界、日本について、話したりしました。
かれが生きていく時代は、本当に厳しい時代だと思う。

ちょうど、震災後の瓦礫の山の中から、息子を探し続けている
老夫婦のことが流れていて、
その思いの痛切さに、思わず熱いものがこみ上げてなりませんでした。

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