昨日日中に宅配便到着。
「お」と思っていたら、案の上「新米です」という配達のお兄さんの元気な声。
1回に30kgを頼んでいるので、「重たいですから・・・、どこに運びます?」
という親切な申し出もあったのでストックヤードにお願い。
5k入りで6袋の「宮城県産」の「ひとめぼれ」令和2年度新米であります。
この農家は以前断熱材メーカー勤務の方で仕事関係での深い知り合い。
実家が米作農家で、定年退職後はこちらの農家を営んでいる。
そんなことからわが家の「契約農家」として継続的にお送りいただいていた。
ところが、昨年秋、宮城県で発生の水害で新米出荷直前のお米が被災。
やむなくわが家は1年間、ジプシー食生活を送っておりました(泣)。
やはり知人が作ってくれているという安心感は大きく、
また、味も滋味にあふれていてすっかりカラダに馴染んでいた。
昨年の被災直後には元気づけたいと、仕事で出張の合間に被災地を訪問し、
その被害の状況も見させていただきました。
土手の高い河川流域に面していて、土手の決壊という水害の様子を
まざまざと目のあたりにさせていただいた。
床下に流入した土砂流入の痕跡と、それを乾燥させるプロセスも見学。
コメは作るのに1年間かかる。
首を長くして待っていたところ、先々週にLINEでの「新米刈り取り」の知らせ。
「おはよう御座いますー
雨上がりましたら稲刈りですー
来月から新米ですー宜しくお願いしますー」といううれしい知らせです。
さっそく、「おお、ついに、ですね。雌伏の年月ご苦労様でした。
また30kgづつお送りください。楽しみに待っています。」と返信。
ということで新米の到着であります。
この1年の農家としての苦労などを思いながら、
まずはご苦労に感謝して神棚に上げさせていただいた上で、
ありがたく食させていただこうと、お腹を鳴らしております(笑)。
Posted on 10月 8th, 2020 by 三木 奎吾
Filed under: おとこの料理&食, 日本社会・文化研究
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