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【IHヒーター部経年劣化故障➡交換】


わが家のキッチン加熱調理器具はIHヒーター採用。
かれこれ20年ほどの使用状況でしたが、
最近、加熱時に「煙・ニオイ」の兆候を感知しておりました。
どうやら、ほぼ密着していると判断していた調理台平面とIHヒーター接合部ですが、
どうしても「すき間」ができてしまって、そこに空気対流が発生して
ほんのわずかな空間に「油分」が浸入して長い年月わずかずつ積層し、
それが「油墨」となってしまっていた。それがヒーター加熱時にその熱で
ニオイを発生させて、徐々に「わずかな煙」まで引き起こしていた。
調理台平面は毎日清掃していたのは当然なのですが、
やはりミクロの単位のスペースでは、掃除も行き届かない。
そしてその「加熱時」の「熱漏れ」はやはりヒーターの劣化が原因。
毎日加熱調理に使い続ける機器では、やはり劣化は避けられない。
そのニオイの中に、ヒーター本体の疑いを感じるものも発生したので
IHヒーター本体の「交換」をお願いした次第。
万が一、それが火災原因になることも最悪考えられたので、予防的回避。

もう20年近い使用状況ですが、
JISなんかで寸法などの「規格」は定められているので、サイズ的には
以前のものとまったく同様でした。
ニッポンの平均的家庭の使用状況を平均化して、そこから加熱調理の
共通規格をずっと維持し続けている様子がわかります。
こういう部分では「メーカーの独自規格」などは迷惑の元。
それが一方では諸外国からの「市場参入障壁」にはなるけれど、
体格寸法基準などは、東西では違いがあっても自然でしょう。
ユーザー側としては、故障とか交換の必要がないに越したことはないけれど、
やはり経年劣化を考えたとき、このような規格的バックアップが
しっかり機能していることは、安心感につながる。

ということで、入れ替え工事ってどれくらい時間もかかるかと
身構えていたのですが、ものの30分ほどで終了。
ただし、20年の時間経過は「使い勝手」の部分で大きく変化している。
コントロールパネル、操作パネルがまったく様相を変えていた。
っていうか、以前の物はIH導入初期のもので、
たいへんシンプルな操作方法でしたが、今回のものは
調理の仕方でも「通常加熱・揚げ物・鉄板焼き」みたいに分かれている。
そのそれぞれでコントロール方法が細かく設定可能。
しかもそれらを「音声案内」で知らせてくれるようになっている。
「・・・うるさいなぁ」って言う感想は、へそ曲がり中高年オヤジだけのものか(笑)。
まぁ設定で音量を小さくも出来るし、無音にも出来るということですが、
さてその「方法を忘れたら」というこれもへそ曲がりの内語が響き渡る。
どうにも模範的消費者ではなく、研究探査型の感想を持つタイプ。
メーカーにはあんまり歓迎されないタイプなのでしょうね(笑)。
とりあえず、簡単な使い方で考えすぎずに扱いたいと思います。ふ〜〜。

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