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演劇の風景

きのうは、昼過ぎに札幌の教育文化会館へ。
この施設は、札幌での演劇公演の定番会場であります。
倉本聰さんの「富良野塾」の演劇公演「帰国」(帰の字は古い字)の
公演が行われるのですが、その前に用事があって訪問したもの。

楽屋に入って行くと、
自然にカラダが反応するような気持ちになってきます。
元気のいい役者さんたちの、
いかにも腹式呼吸で滑舌の良さそうな、
威勢のいい受け答えが耳に飛び込んでくる。
汗を抑えるようなどうらんの化粧の匂いもここちよい。
体技を叩き込んだ、カラダの筋肉が感覚される。
やはり、なぜか、「帰ってきた」感じがするんですね。
学生の時に、一時、演劇活動をしておりましたので、
どうにも、カラダがうれしがってくる部分がある。
やはり発声を大事にしている舞台役者さんたちの
野太い声は、実に爽やかに魅力的です。
屈託のない、舞台に掛けている情熱は、まぶしいですね。
時間が許せば、ぜひ観たいと思ったのですが、
残念ながら、要件終了と同時に飛行機の時間が迫ってきておりました。
でも、いっとき、その空気に触れられただけでも、
あぁ、と思い起こせるものがあるものなんですね。
楽しい時間を過ごせました。

っていうことで、その後は汽車・飛行機・汽車で、
仙台まで移動。
さすがに夏休み真っ盛り、千歳はごった返していましたね。
いつもは仙台便、空席が多く、楽なんですが、
満席での出発。
ビジネス系の人は少なくて、ほとんどは家族連れや
仲間同士の旅、というような雰囲気のみなさん。
着いた仙台も、七夕の飾り付けがおおむね出来上がっているようで
街全体に賑わいの風情がたっぷり漂っています。
今週が東北夏祭りのクライマックス。
なんですが、今週は本日郡山、3日山形、4日仙台と、
講演の予定です。
石油連盟さんの依頼でのものですが、
頑張ってきたいと思います。
<写真は、札幌での薪能公演風景>

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