一昨日書いた和風古民家が必ずしもピッタリ似合う地域ではない
北海道十勝での「古民家蕎麦店」でふと見掛けた陶器。
これにどうも「ひと目ぼれ」したらしい(笑)。
みなさんはお気に入りのモノって、
どのようにそうなったか、気がつくコトってあるでしょうか。
わたしの場合はやはりこの「ひと目ぼれ」が多数派。
いろいろ考えた末に「まぁこれが妥当だ」といって選択することは
まったくといっていいくらい、ない。
仕事などでじっくり取り組んで試行錯誤の末に選択を決める
というようには日常生活ではやらない。
ほとんど一期一会、その出会いの衝撃がすべてを決定している(笑)。
人間はふだんの暮らしって、ほとんど「情緒的」に過ごしているのが
ごく当たり前なので、当然のことだと思います。
理性的な算式的判断ではない、情緒的判断というのが当然。
しかしその情緒的判断には、それまでの個人的感覚が集約もされている。
なにかの個人的嗜好の経験値というものがあって、
そこで一期一会的な出会いの時にそれが表出する。
このそばつゆのイレモノ、
素性もなにも知らないし、だからといってお店の方に
聞くまでの強い思いを抱いた、ぜひ欲しいというような
そういったまでの思いはないけれど、
カタチや、色合い、雰囲気、なにか言いたげな部分について
つい感情移入してしまうものが感じられた。
なので、カミさんにはナイショで(笑)写真を取った。
この陶器は眠っている感情を揺さぶるようであったのかも。
よくわかりませんが、陶器を写真に撮りたくなるというのは、
わたし的にはほとんど体験は少なかったけれど、
数寄になったということですね。
まぁ一期一会で特段の情報収集などまではしておりませんが。
茶の湯の茶碗へのフェッチぶりというのが日本文化の
手ざわりの部分にありますが、突然の同様体験だったのかと・・・。
Posted on 5月 9th, 2019 by 三木 奎吾
Filed under: 住宅マーケティング
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