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雪割りサンデー

北国にもようやく春らしい天気がやってきまして、
きのうは、冬の間の雪かきの残滓として残っていた
わが家の固い岩盤状の雪を、スコップで割って
すっかり雪のとけた道路に出して、道行く自動車のみなさんにも
ご協力をいただいて(笑)、雪割りしておりました。

南の方のみなさんには、なんの事やらというところですが、
まぁ、岩のようになった雪の塊を、
大きめに持っていって、アスファルト道路に叩き付けるのです。
っていうか、高い位置から落下させて細かく砕いて
そういう状態になった雪を、クルマのタイヤで
踏み砕いてもらうわけです。
クルマの走る道路を「融雪装置」として利用するという
北国の春特有の、雪割りの知恵なわけです。
クルマの方でも、多少の障害物感覚はあるのですが、
「ああそう、やっているワケね」
っていう感じで、そうイヤな顔はせずに協力していってくれる。
わたしなんかは、クルマに乗っていて、こういう情景に出くわすと
むしろ喜々として、雪の塊を粉砕したくなる(笑)。
「ボス、バキッ、ジュワジュワ」
っていうような音を立てていってくれるのです。
効果音は、人によって聞こえ方が違いがあります(笑)。
最後の、ジュワジュワっていうのは、
粉砕された雪が、ある程度細かくなって
太陽光で暖められた路面で融け気味になっている様子も表現したもの。
そういう雪が、個体として小さくなり、
最後は水に還元され、さらに蒸発していくのですね。
このような雪の変化を、物理的に誘発する一連の行為が
北海道人にとっての、この時期の雪割りなんです。
まぁ、北海道といっても、比較的都市に属する生活文化でしょうか。

っていうことで、あまり熱心に雪かきできなかった冬のなごり、
すこしずつ取り組んできて、
きのう、最終的にすべての雪の塊を処分できた次第です。
きのう処分したのは、約15平米くらいの面積だったでしょうか。
で、ようやくにして、冬前にほったらかしにしてしまっていた
庭木の整理にも着手。
剪定やら、切っていたまま、散乱していた葉っぱの掃除など、
昨年末の整理もあわせて行うことができました。
おかげさまで、スッキリ気分爽快、やや筋肉痛の朝であります。

北のくらしデザインセンター
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