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照明が生み出す空間美

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先日土曜日の建築家住宅ツアーから。
若手女性建築家の最新住宅です。
広い敷地に床面積50坪超のほぼ平屋、というまぁ、すごい住宅。
こういうひと、いるんだぁ、と感心させられました。
で、写真はそのリビングです。
この見学のあと、パナソニック電工さんの照明ショールームを見学もしたもので、
すっかり照明の演出手法の生み出す空間性に興味津々。
ちょうど写真では、天井埋め込みのダウンライトや
壁面に対して投射する光と、すっきりとまとめられたテレビオーディオ収納が
鮮やかなコントラストを見せておりました。
このあたり、収納という必要装置をデザイン的に
シャープに造形することと、
それを照明演出のキーコーナー的に見せ場とする
その両方のプランニングが一体的に考えられているのだろうな、と
推測が膨らみます。
使う手法は、けっこう一般的に見られるものですが、
このようにシンプルに大胆に見せられると、
その単純さ故に、実にぴたっと、納まっている感じがいたします。
一方、照明器具では、
最新のLED照明などへの変化の境目に現在はあると思いますが、
環境性能的に否定的な評価をされることの多い電球の色合いが
色の性能的には一番美しい、ということもショールームでは開示され、
一面的な画一的な考え方ではなく、
適材適所で考えなければならないと感じた次第です。
家を建てるって、要するに人間が安全と、癒しを求める行為であるべきなので
そういう目的に沿って、考えていくべきなのではないかと思うのですね。
でもまぁ、電気代とか、いろいろ考えるべき点はあるわけで、
具体的には、選択が難しい部分もありますね。
さて、きのうから札幌に落ち着けました。
たまっている懸案事項など、着手し始めましたが、
始めれば、無限にやるべきことが山積み。
この調子では、年は越せるのかどうか(笑)、っていうところです。
さぁ、頑張らねばなりませんね。
北のくらしデザインセンター
NPO住宅クレーム110番|イザというときに役立つ 住まいのQ&A
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