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大きなテーブル

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毎日使うテーブル。
インテリアって、いろいろな嗜好があるから、とくにこうすべきだっていうのはないけれど、家族の関係をけっこう表しているのは、その家のテーブルなのかも知れない。
写真は、事務所の自由スペース(約15坪)に置いたテーブルです。
この場所は、ふだんは来客を迎える応接になったり、スタッフ全員が集まる会議になったり、ときには会食の場になったり、いろいろに機能が変化する場所。
って、べつに事務所に限らず、家庭でも同様だと思います。
ふつうは家族の食事の場であり、来客との語らいの場だったり、こどもの勉強の場だったり、しますよね。
そんな多目的な自由さが、いまのわたしたちの暮らしには不可欠だと感じます。
このテーブルは、とにかく多目的で大きなものがほしい、ということで特注したもの。長さが4mあり、幅は1.2m以上あります。長さ3.6mまでって、結構探せますが、4mってなかなかない。
Be-h@usという、合理化された建築素材で豊かな住空間を作ろうという提案してるところが採用している、多用途の木質仕上げ材料を使ったものです。床材に主に使われるのですが、そのほかにも仕切の造作家具工事、あるいはこのようにテーブルなど多用途に使われています。このテーブルには、(最大で)1枚が33cm×4mという材料を4枚組み合わせたわけです。
素材を持ってきてくれて、現場で足を組んで組み立ててもらいました。
値段はジャスト10万円。
同じような大きさ、って探してもなかなかないと思いますが、あったとしてもこの価格って不可能だと思います。
もう3年以上使ってますが、多少はmm単位で木材の変形はあるかも知れませんが、まったく不都合は出ていません。
やっぱ大きいので、移動の時などちょっと重たいくらいかなぁ。でも大人ふたりでなんとか水平移動は大丈夫。
最近はスタッフが増えた(現在18人)ので、さすがに全体会議の時は詰め気味になりますが、このあいだやった会議もこのテーブルで過不足なし。
ときどき、打ち上げなどのパーティもここでやっています。春にはオホーツクの毛ガニパーティなんかを楽しんでます。なんたって、大きいテーブルって、やっぱ落ち着きますよ。
よくね、「腰を落ち着けて」なんていいますが、あの言葉って、こういう装置的な要素がもたらしてくれる部分ってものも大きいと思います。  忙しい現代生活で、家族といえどもなかなかコミュニケーションの時間がとれないですが、こんなテーブルがあると、なんとなくすわって、たとえそれぞれ違うことをやっていても、なんとなく同じ場所を共有して、会話がしやすくなるものだと思います。
 いかがですか?

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