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住宅マンガ第3弾発刊

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当社では青森地区限定で
「青森のいい家大研究」と題した「高性能高気密住宅」マンガを発刊しています。
これは、北海道並みにきびしい気候条件でありながら、
住宅性能面においての啓蒙活動が従来あまり活発でなかったということから
実験的に取り組んでみた企画です。
これまで2冊刊行してきており、今回は第3弾として
「青森は家があったか、ひともあったか」と題したマンガを上梓しました。
住宅関係企業を中心に県内各所で無料で頒布されています。
今回は全36ページの構成でして、
なかなかにストーリー展開が多様性に富んでいる(笑)。
結局、こういうものは人間がドラマの中心にあって、
けっして技術だけの内容にはなりえません。
5W1Hのすべてにわたって、人間的な視点が不可欠だと再確認させられます。

で、実は、もなにも(笑)
わたしがシナリオライター、プロデューサーをやっております(笑)。
小学校・中学校時代を通じてマンガ少年であったのですが、
その素志を、こういうかたちで実現できた次第。
マンガ作画については、古い交友関係の中からの人脈をたどって
西澤大さんという作家さんにお願いしております。
ということで、わたしは自分の領域、住宅関係の基本的な知識と
ドラマシナリオの構成、企画としてのプロデュース作業などを担当して
共同作品として、制作しているものです。
ちょうど「美味しんぼ」の制作体制と似た感じと言えるでしょうか。
しっかりとそのように制作著作も明記して、
佐村河内さんのようなゴースト騒ぎは起こしておりません(笑)。
通常の「編集者」という立場を超えて、
自分自身でもこのような制作者の立場になってみると
著作権ということの意味合いが理解出来る次第。
確かに、この著作権制度というものは、人類が生み出した大きな知恵だと思います。
先般の佐村河内さんの記者会見は
そのような制作者・表現者の立場から考えていくと
その内的な、心理の部分で、やはり理解出来ないものが大きい。
まぁ音楽のことはよくはわからないのですが、
表現者というのは、基本的に表現においては
「自由」でなければならないと思うのです。
その自由の前提には、正直さや率直さというようなものが不可欠。
ものごとを作っていく、考えていくときに
多くの人に通じるのは、この正直さや率直さが成せる業なのだと思うのです。
映画などで、細かい文字で字幕に制作に携わったすべての人間の名前を並べるのは
このような人間の「自由」に対する、あらねばならない「配慮」なのだと思う。
あのひとは、そういった部分でやや踏み違えているように思います。
あ、やや脱線してしまった(笑)。

ということで、マンガ作家の端くれなのであります(笑)。
わたしの人生で生きているウチに、この念願が叶ったということで、
人間、希望を持っているということはいかに大切か
思い知らされている次第です(笑)。

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