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ガラスのピラミッドで食事会

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きのうは、昨年この時期に札幌市東区のモエレ沼公園にある
「ガラスのピラミッド」で、現代音楽の演奏会をやった友人の
なんと、1年ぶりの「打ち上げ会」(笑)。
おいおい、でありますが、メンバーでもないわたしにも「招待状」をいただいて、
ありがたく食事会に行って参りました。
ここにあるレストランには何回か来ていて、
真狩にあるフランス料理レストラン「マッカリーナ」の姉妹店なのです。
たいへん料理が美味で、しかもインテリア、
建築的にもすばらしい景観を窓の外に楽しむことができる。
緑の季節ももちろんいいけれど、
冬場の黄昏時、空気が青くなっていく中に雪の白さがコントラストになる
この時期の窓からの眺めがほんとうに息をのむほどに美しい。
さらに、レストランにはWELCOMEコーナーがあって、
そこには美しいデザインの暖炉がしつらえられている。
ちょっと早めに着いて待っていたら、さっそく暖炉に火を入れていただきました。
炎のゆらぎがこころをゆったりと癒してくれるのは
北国に居て暮らしているものには何物にも代えがたい格別のごちそう。
そんな空間演出が美食への期待を高めてもくれる。
ということで、カミさんが大喜びでふたりで行ってきました。

すいません、食べるのに夢中で
料理の写真はほとんど撮影しませんでした(笑)
かろうじて、残っていた料理を。
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その後、打ち上げらしくみなさんの演奏を楽しませていただきました。
やさしい楽器の音色がゆったりとした料理の余韻に心地よい。
そして大団円では、
友人の現代声楽音楽の再演であります。
事前に、「きょうはわかりやすいように解題を話すから・・・」
と言っていたので、期待していましたが
それは曲の「形式」への説明であって、
テーマへの説明にはなっていない、
ふたたび三度、迷宮に入り込むような名作の世界であります(笑)。
しかしまぁ、それが定番なのでノリは感じられる。
そう、現代音楽のノリって、こういうことなのでしょうか?
ということで、おいしいお酒も回って、
気付いたら、「おまえは招待だから、祝儀を置いていけ」という
酔いもいっぺんに醒める無常の宣告(笑)。
胴上げされてたたき落とされたような、楽しい友人の一発芸炸裂。
案の定、帰り道には雪がしんしんと降ってきていて
今朝起きたら、30cm以上の大雪。
さてさて、一炊の夢、醒めて知る現実の札幌の冬であります。

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