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尾道の光芒

尾道という街は、最近、よく意識するようになった。 北海道にいて、こうした瀬戸内海世界の街には、縁がないけれど、 たまたま家系に縁があったことで、 訪れる機会に恵まれたのですね。 で、いろいろ探訪していると、日本の社会が変 […]

明治政府・廃藩置県の経済学

きのうの続きであります。 明治新政府は、やはり「革命政権」であった、とされる意味が この「廃藩置県」政策推進に大きくあらわれていると思います。 とくにその経済的な側面を見ていて、驚くのは 江戸から続いていた各藩の「借金」 […]

生きがたき不条理にいのちを繋ぐ

歴史が好きだったりすると 過去の社会についての想像力のよすがを求めて 現代社会をアナロジーすることになりますね。 こういうときに、いまのわれわれならこう考えるけれど、 昔の人は・・・っていうふうに。 しかし、現代という社 […]

オンデマンドプリンターを導入

この度、わたしどもの会社では ゼロックス社製・最新鋭のオンデマンドプリンターを導入することに致しました。 ってなに??  というみなさんのためにご説明すると 簡単に言えば、小部数の印刷物については、 出版社自社で全工程を […]

外光をデザインする

ガラスの発明進化は、人類が経験した空間による精神変化の中でも 相当に高いインパクトだったに違いないと思っています。 そしていま、20世紀から21世紀にかけた局面では 大型ビルなど、建材として いわば透明な壁として壁面を構 […]

異人館と暖房装置

神戸の街を彩る異人館街ができたとき、 関西圏の日本人は、その見たこともない文明のかたち、 暮らし方のかたちを目の当たりにして、 激しく揺さぶられるように、文明受容を心に決めたのだろうと思います。 その「文明のかたち」には […]

オモシロ屋根の茶亭

どうも広島市内の「縮景園」って、 写真を見返してみると、デザイン感覚が現代的で、オモシロい。 利休さんの茶室なんかも、その独特な色使いなど、 斬新なデザイン感覚があって、 国宝の俵屋宗達「風神雷神図」のようなキッチュさを […]

明治開国の残照

写真は神戸異人館のなかのワンカット。 装飾性、という言葉がこだましてくるような空間美。 明治の開国以来、横浜や神戸、函館といった開港地域が 海外からの文化受容の中心地になったことの残滓が、 これらの地域の文化資産になって […]

江戸のモダンデザイン

写真は、きのうも紹介した広島市内の「縮景園」。 江戸時代の大名庭園です。 こういった大名庭園って、現代まで金沢の兼六園や、岡山の後楽園、 東京の浜離宮、水戸の偕楽園などたくさん残っていて 都市景観のなかで貴重な位置を占め […]

軒の出

北海道の住宅と本州地域の住宅でいちばんの違いは軒の出。 日本建築はずっと日射遮蔽をいちばん大きな建築性能要素と考えて 日射遮蔽を優先したデザインをしてきた歴史があると思いますが そういった建築は、北海道の積雪条件の地域で […]