やや尾籠な話題で申し訳ありません。
わたしは、年中出張しているような人間なので、
いろいろなところでわが家以外のトイレにお世話になる。
で、そういうときに
この写真のようなセンサーに出会うと、やや緊張いたします(笑)。
ここでは、下の部分の説明書きにわざわざラベルを貼って
「センサー」と大書されています。
っていうことは、多くの人間がこのタイプのスイッチの
使い方をよく認識していなくて、
そしてたぶん、これにからんでの説明機会というのが多いだろう、
というような想像が、容易に湧いて参ります。
かく言うわたしも、このタイプのスイッチ、どうも苦手(笑)。
まずなによりも、動作しないことが頻繁であること。
水洗のスイッチなのだから、まずはその基本的用途を
的確に果たす必要があると思うのですが、
それが、うまくいったり、そうでなかったり、という
人によってバラツキが多いというのは、どうなのでしょうか?
そういう「不便さ」をも乗り越えさせるようなメリットが
このスイッチにはあるのでしょうか?
たとえば節水の効果であるとか。
ちょっと調べてみたのですが、よくわからない。
っていうか、このスイッチの情報の特定ができない。
人感センサーというと、トイレの照明の項目が
検索では引っかかってきて、こちらの情報に当たらない。
どうもわたしには、2重3重に情報格差が感じられるのですね(笑)。
大体、人感センサー自体、
わたしはまことに苦手であります。
トイレにいると、一定時間で照明が切れたりするアレですが、
沈思黙考していると照明が消える。
なにかの考えがそこで中断させられる。
ちょっと動くとまたオンする。
そのうち、消灯への不安から常に体を動かしていたりする。
自分で自分のやっていることがバカらしく思えてくる。
そういう思念を見透かしたように、動きを止めると
「無駄な抵抗は止めろ」的にスイッチがオフになる。
トイレなんて、暗くていいだろう、バカヤロー
って言われているかのようであります(笑)。
ヘタをすると、それで気が散って便意が遠のく場合すらあるのではないか。
<ちょっと大袈裟か>
っていうような経験、みなさんありませんか?
ことがことだけに、
なかなか、普通の人間の感覚がこうした機械の開発に
十分に反映されていないのはないか。
たぶん、開発の経緯は清潔感への配慮とか、
節電、節水ということではあるだろうと思うのですが、
どうも大きなお世話、使いにくい、と感じるのは
わたしだけでしょうか?
おっと、さっそくご意見がありました。
2件、掲載します。議論のネタになれば幸いです。
<札幌市・Mさんから>
これは、不特定多数が利用する公衆トイレにおいて
「どこの誰か解らない人がウンコ拭いた手で触ったものを操作するのは嫌だ」
という人のためのものです。
公衆トイレでは、各個室の外に手洗い場があるので
洗浄スイッチ・レバーを操作するのはどうしても「手を洗う前」になります。
一時期、スイッチに触れたくないがために、流さず出て行ってしまう人が増えたのです。
最近のSA・デパート・ホテルなどの公衆トイレでは
男性用の小便器もほとんどセンサー式になっていますが
「どこの誰か解らない人がチンコ触った手で~」という理由からです。
こうしたリクエストから産まれた部品であると考えると、
>普通の人間の感覚がこうした機械の開発に
>十分に反映されていないのはないか。
というのとは、真逆の感想を持つのではないでしょうか。
<これはよくわかりますね。確かにこの論はわかる、けれど・・・>
<an71pm さんから>
通電していなかったらどのみち浄水も照明もムリなのかもしれないけれど、いたずらにオートマティック化、システム化するのは無駄だと私も思います。いざという時の手動選択ができないからです。それよりも採光技術を工夫したり自然換気できる仕組みを取入れたり、照明の数を減らするほうが有効なのでは?と思う事が多々あります。
あと、自動水栓や自動洗剤噴出。自動で止水するのは節水のためいいとしてもどうかなぁと思います。ひねりが利かない世の中みたいでイヤだわー!
Posted on 10月 28th, 2011 by replanmin
Filed under: 住宅性能・設備
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