先日、わが家の裏のお宅の表札が替わっているのを発見。
というか、なにやら、工事が入っていて
引っ越したあとのような雰囲気であったので、確認したのです。
なにやら、所有権の移転があったようだ、ということ。
で、それっきりで、情報は特段なかったのですが、
ちょうど見えられた町内会敬老会募金の担当役の方から、
経緯をお聞きすることが出来ました。
どうも、やはり所有権の移転があって、
その売買金額も噂情報ですが、お聞きできました。
たしか、こちらのお宅は新築はある最大手工業住宅メーカーで
いまから30年前くらい。
その後、一度20年前くらいに売買があって、
中古住宅として、前の所有者のご一家が入居された。
その後、7〜8年前に大規模な増改築工事をされていました。
その工事の時、わが家の外壁と同じような金属板で施工され
工事を請け負った会社の方が、あいさつにも見えていました。
で、最近、こういった売買が再び成立したというのですね。
ちょうど、日本の住宅の中古流通が諸外国と比較して
極端に少ない、というデータと向き合っている時期でしたので、
そうかそういう事例もあったっけ、と思い出した次第。
また、先日行った網走でも、やや郊外の山地のなかに
緑の豊かな環境の中の住宅街を販売した会社の説明を聞いていまして、
そこでは、海外の住宅地のように、
デザインも長期的な豊穣感にあふれた三角屋根・木質外壁という
整ったデザインが採用されていて、
20年経った今日でも、販売時点の価格を上回って売買が成立している。
そういった情報を得ております。
やはり、的確なユーザー選択はあるのだ、という例証でしょうか。
不動産としての中古住宅の価値というものが
土地だけでしかありえない、という
住宅文化としてはまことに貧しい日本の現状に対して
そうではない現実も生まれつつあるのだとうれしい思い。
ちょっとこのテーマ、
引き続き、追求していきたいものだと考えております。
<写真は、環境省エコハウス・美幌の家>
Posted on 9月 10th, 2011 by replanmin
Filed under: 住宅取材&ウラ話
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