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大徳寺龍源院石庭

龍安寺の石庭はあまりにも有名であり、
イギリスのエリザベス女王さんが絶賛されたことで
世界中のみなさんの東洋趣味を刺激したのでしょうね。
龍安寺には5〜6回くらいは行っておりますが、
いいというのはわかるのですが、
どうして心理にピッタリ来るのかは、今もってわかりません。
みんながいいというからいいと思うという、付和雷同的にいいのか、
それとも、なにやら奥深い演出を感じていいと思うのか、
もちろん、禅の修行もしたことがない、
一般的市井人でありますので、そのへんは曖昧模糊としています。
でもまぁ、虚無的で荘重感はたっぷり感じるので、
オリエンタルマジック的、アジア人としてのたしなみ的に好きなのでしょうか。

で、今回はこちらの石庭を見学です。
やはりいいですね。
で、やっぱり、なにがいいのかは不明です(笑)。
今回はおそるおそる、前から気になっていたことを京都の人に聞いてみました。
「あの、庭の石は毎日手入れするのでしょうか?」
っていう至極、不思議に思っている点。
そうしたらこんな答なのだそうです。

Q1、竜安寺といえば石庭ですが、その手入れは?
A、昔はここで修行していた修行僧が手入れしていましたが今はいないため、主に
住職が一人で手入れしています。ただ、秋など落ち葉がひどい時などは他の職員
がフォローします。紋は1週間~10日くらいの間隔で引き直しています。あの
砂は実は10㎝くらいもあり多少の雨などではびくともしません。あと夏場など
は岩のまわりの苔が乾燥しないように朝と夕方に水をかけています。

そうか、10cmの深さならめったに草も生えては来ない。
ということは、石庭って、そういうメンテナンスとデザイン的側面から
禅によって選択されたものだったのかも?

まぁ、ちょっと手に負えないですね(笑)。
この手のデザインには無抵抗でいる方がいいでしょうね(笑)。

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