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室蘭工業大学へ

きのうは往復4時間、打合せ2時間超、ということで
室蘭へ行って参りました。
わたし自身ははじめて伺った次第です。
ご存知の鎌田紀彦教授と、ことしの案件打合せであります。

段々とこういう学問の現場との関係が深まって参ります。
自分自身は、文系の大学出身なので
一度卒業してしまえば、大学ってまったく関係のない世界なのですが、
建築とか工学などでは
常に最新の研究状況とか、知見が現場で必要とされるのでしょうね。
わたし自身は、社会に出てから選び取った領域から
住宅系の知識を知る必要性が出てくる。
そういう意味では、自分自身の知らない世界が
こんなにも広い世界があるのだなぁと思い知らされます。
まぁ、仕事に関連することばかりでなく、趣味世界でも
「研究者」というひとたちの文章を読む機会がすごく増えてきた。
歴史研究者とか考古学の世界のみなさん。
で、そうすると「学問的態度」とでも言える部分に感動するモノですね。
丹念に問題に向き合い、それを解決しようとする姿勢のようなもの。
足下を固めながら、新たな問題領域に踏み込んでいって
未踏の地をめざすような、そういった雰囲気を肌で感じる。
大学では、そこに現代風の若者たちが、たっぷりの若さを無邪気に見せてくれる。
ほほえましい人間模様もあって、渾然一体で大学という雰囲気を構成している。

大学に行っていた、とはいっても
ほとんど教授の顔も知らず、ゼミも参加せず、
まっすぐ趣味系クラブの部室に直行していたような
軟派な学生生活だった自分が、
この歳になって、いまさらながら、いろいろな大学に顔を出して
日本を代表するような達識のみなさんにお話を伺うと言うことも
考えてみるとずいぶん、不思議な話だなぁと
内心、おかしさも覚えながらあちこち顔を出しております。
やっぱり勉強はすごいなぁ、と目を見張る思い。
でも、やっぱり、サインコサインって、
いまだにそれを使って考えたことには巡り会えない(笑)。
む、待てよ、こういう工学部の先生なんかは、
きっとそういう高等数学の概念を使って考えたりしているのでしょうね。
う〜〜〜む、すごそう。

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