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【朝の気温5度 いよいよ「雪」の話題まで】


きょうは閑話休題。
ここのところ、北総研のWEBセミナーでの「人口減少社会」テーマ探究記事、
そして「日本人のいい家」シリーズと2本の「連載」進行中(笑)。
毎日書くブログのなかでこういうテーマ特集をやっていると
反応もいただいて次から次へと企画内容が芋づる式なのでありますが、
あくまでも「人口減少社会」は基本は取材記事タイプ。
なので、先読みのための今現在の状況の整理整頓的把握が趣旨です。
テーマひとつひとつは既出ですが俯瞰的に状況を把握すると未来が見えてくる。
地方自治体シンクタンクとしては地域の延命に関わってくる重大テーマ。
またわたし自身も、加齢と共に次世代への思いも強くなってくる。

さて、そうこうしているうちに季節の進行は急激になってきている。
昨日は朝、散歩に出掛けるために家を出た瞬間、ジャンパー着替えUターン。
晴れ上がって気持ちの良い秋晴れ天気ですが、
午前6時前のクルマの外気温度計では5度を示しているではありませんか。
あ、わたしは家からクルマで北海道神宮駐車場まで行って
そこから参拝〜周辺地域散歩へというのが定番コースなのです。
ジャンパーの下には長袖トレーナーを着込み、ズボンは保温タイプ。
いまのところはキャップ帽ですが、そろそろ毛糸の帽子も欲しくなる。
神宮境内で行き交う人の言の葉には「そろそろ雪・・・」とも。
首にはタオルを仕込みますが、夏場には汗拭きだったものがすっかり襟巻きに。
またしばらく前からは手袋も欠かさず装着。
神さまの前で手袋を脱ぐにも一瞬のためらいがある。
まさに「つるべ落ち」のような季節の進みぶりに自然の摂理を体感する。
で、写真のような色づく山並みが毎日のごちそうの景色を提供してくれます。
この時期の朝日はまことにまばゆい「照明装置」で
山並みの色合い、コントラストがいっそう際だってくる。
わたし的にはちょっと寒いけれど、北海道は「天国に一番近い」島に思える。
子どもの頃に秋の遠足、写生の機会があって紅葉への感動のまま
この写真のような満艦飾の山の色模様をひたすら描いた。
美術が本職の担任の先生がいたく感動してくれたことを思い起こす。
どうも秋の山の景観が無上にシアワセ感をもって迫ってくるタイプなのです。
思い起こすと、遠足で藻岩山から尾根伝いに縦走して、
そこから見た景色だった記憶があり、山としては円山か三角山か。
イメージ的にはどうも三角山の景観だったように思えている。
この担任先生のコース決めだったか、特別な視野世界だった記憶が強い。
この写真はその記憶の中の視野角度にどうも近しく感じられて
いつも散歩途中このスポットで、朝日直射の彩りにゾッコン。

まさに爛ける秋、という語感が去来する。
たける、というように読んでいた気がするのですが、爛熟というような
単語の意味合いに似たあざやかな彩り感を表現するコトバ。
こういう風景を見ていると胸に去来してくる。
年齢的心象風景ともシンクロして、耽美な気分に毎朝浸っております。

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