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夜景の魅力?

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写真は先日行った東京池袋からの夜景。
眠らない街・東京らしく眼下の首都高速はいつまでも車列が途切れず
そのまま朝を迎えるっていう感じ。
東京では、緑や自然の光景が窓に飛び込んでくるような環境の家は
めったにありませんよね。
多少あったとしても、管理された自然、というか観葉植物的な存在。
ここは池袋のホテルだったので、またもっと豪華なのかも知れないけれど
ホリエモンたちIT貴族のみなさんは、六本木ヒルズから、こういう眺めを見ながら
負け組を見下ろしていたのでしょうか?
って、ちょっとひがみが入っているかなぁ。
でも単純に高いところに上りたがるっていうのは、一種の自己顕示欲ではあるのでしょうね。
でもどうでしょうか?
こういう夜景って、3日見たら絶対飽きるよ、っていわれます。
住宅を数多く設計している建築家の方から、よくいわれるんですよね。
わたしども庶民にしてみると、あたりを睥睨するような都心立地で
ネオンきらめく夜景を見ながら、っていう住環境ってなかなか経験したことがないので
その言葉を実感することができないでいます。
しかし、空間のプロのみなさんですから
実体験や、そういう環境にいる人からの実感を伝えてくれているだろうと思うのです。
その論拠を聞いてみると、
ネオン輝く夜景には日々の変化はなにもないに等しく、全然変化を感じられない。
それに対して、自然の緑などの環境は
1日、1時間たりとも同じ眺望ってありえない。
季節の変化や、気候の動きが直接的に理解できる。
ちょっとまえによく言われていた「1/fのゆらぎ」って、いうのが感じられる。
だから、自然の眺めはやすらぎを得られるけれど、
人工的なものは、人を緊張させる方向に働いて、
やすらぎを得ることは難しいのだ、というような意見のようです。
このことは、自然環境の豊かな土地に住み始めた人が取材で
異口同音に漏らす言葉でもあります。
海辺に家を建てた人から、1日中波が寄せる様を見ていて、
「ぼう〜っとしていても、全然飽きないんだわぁ」っていわれることがありました。
確かに夜景がきらめく、というのは比喩的な表現で
実際には全然変化のない光の連続しかないでしょうね。
というわけですが、どうなんでしょう?
さて、みなさんは一体、いかがお考えでしょうかね?

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