しばらく忙しくて行けなかった早朝散歩。
本日、心を入れ替えて北海道神宮境内を歩いておりました。
時間にして30分ほど、歩数にして4000歩弱。
で、動機はなんだろうかと思うと自然のうつろいを
感受したいということがいちばん大きい。
そのなかでも毎年見続けてきている「オオウバユリ」が気になる。
植物とは言え、やはりイキモノとしての共感があるのでしょうか。
「あいつは今頃どうしているか」
というお節介な、というか気になる友人の顔を見たいというか、
そういう心理が確実にあるようなのですね。
上に挙げた写真は実は昨年のものでして、
7月中旬のころの撮影でした。
毎年、花芽がすっくりと立ち上がるころの劇的さが
こころを驚かされるのです。
花芽が膨らんで、それがニョキニョキと大きくなっていく様は
毎日が「おお」というよろこびを与えてくれる。
いのちのすごさに単純に感動させられる。
あの様子をやはり見ておきたい、「今年も咲いたぜ」という
そういう誇らしげな歓喜ぶりを目に焼き付けたいのです。
で、現在は葉っぱが旺盛に広がっている段階で
まだ、花芽のふくらみも始まっていませんでした。
ただ、葉っぱの様子を見るとことしも元気いっぱいであります(笑)。
境内ではほかにも活発ないのちの営みがあちこちで見られる。
例年以上にエゾリスたちは数が増えているし、
柏の御神木の新緑ぶりも目を見張るほどであります。
まぁ、カラスの営巣子育て時期でもあるので
そういった場所では、血相を変えたような連中の威嚇もありますが(笑)。
ということで、ことしもまだ開花していない段階なので、
オオウバユリのみごとな生育・開花をウォッチしたいです。
Posted on 6月 2nd, 2019 by 三木 奎吾
Filed under: 「都市の快適」研究
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