わが家の坊主が遅い夏休み帰省で帰ってきています。
1週間の予定なので、家族が全員集合するというのも機会が得がたい。
久しぶりにわが家で全員集合の食卓を囲むことにしました。
で、そうなると北海道らしい鍋料理で、ジンギスカン鍋が定番でしょう。
最近はラム肉のブロックをそのままカットした肉が多いようですが、
わたし年代では、ジンギスカンのお肉と言えば、このスタイル。
リング上にお肉を寄せてある羊肉であります。
便利なバラ凍結。ニュージランド産 ラムショルダーというヤツであります。
バラ凍結というくらいですから、要するにバラ肉を凍結させてリング上に形成したもの。
外食なんかで食べるお店では、羊肉のバラ肉を生のまま調理するようなのもある。
けれど家庭料理である北海道のジンギスカン鍋は、このスタイルの肉が一般的。
スーパーではこのタイプのお肉が一般に販売されている。
ジンギスカンという料理はちょっと前までは北海道の地方料理。
東京や他の地域で食べるというのは考えられなかった。
こういうバラ凍結のお肉で気軽に楽しむのが北海道スタイルでしょうか。
最初にもやしやタマネギ、ピーマンやニンジン、ナスなどの野菜を
たっぷりと蒸し焼きしたところに、羊肉を入れていく。
ジンギスカンはタレがまた独特で北海道産のメーカー品が好まれる。
広島お好み焼きの「オタフクソース」みたいなものですね。
お好みで大根のすり下ろしとか、刻みネギなどが薬味で供される。
父であるわたしが、自宅ではお酒は飲まない主義なので、
ジンギスカンではご飯がたっぷりと食べられます。
肉汁と野菜の旨みがたっぷり染み込んだヤツをご飯の上に載っけて食べる。
やっぱり、肉の旨みはもちろんですが、
その旨みを吸い込んだ野菜類が甘くておいしいと思います。
よく、羊肉独特の匂いを気にするのですが、
わが家では別段気にせず、新築当時から月に2〜3度くらいは食べてきた。
ということで楽しく、鍋を囲んでの家族団欒でありました。
シメはデザートとしてスイカであります。
富良野のヤツを買って来て食べていました。
北海道のなかでの産地評価では、わが家的には富良野が高評価。
「夕張メロン」は、全国的にも有名ですが、
味では、富良野などの他産地のものもまったく遜色がない。
それなのに、値段は倍以上違ったりする。
なので、地元民はこだわりなく、他産地のものを多く食べる。
ただ、そういった「名産品」市場でもよく「地元評価ではこっち」みたいな
そういう評価が価値を逆転させるようにもなるのですが、
そのためには、市場規模の拡大が必要とも思われますね。
まぁ、地元民は安くておいしいものをすばやく判断するようになる。
っていうような話題で、家族で盛り上がっていました(笑)。
根っから、マーケティングメディア的な家族であるのかも知れません(笑)。
Posted on 9月 6th, 2017 by 三木 奎吾
Filed under: おとこの料理&食
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