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【パッシブは「大局観」にも通じる知恵】

ことしはムリな雪割り努力をサボってみますと宣言しましたが、
あの宣言からたったの2日間しか経っていませんが、
写真は、本日早暁の様子と2日前の対比であります。
気温が昨日など10度以上にもなっているので、
自然が自律的に季節を復元する様子がハッキリと表れてくる。
あくせくと片づけなきゃ(アクティブ)、と焦る気持ちをなだめて、
大自然のいとなみに任せる(パッシブ)というのも大切ですね。
エネルギーは有限な時代、さらに高齢化が押し寄せても来るのですから、
人間意識のチェンジが要請されているようにも思う。

最近の大きな社会病理ではないかと思われることに、
非常に社会全体が非寛容に陥っていることがあると思う。
チョット以前の社会であれば、常識的にさして問題にならないようなことが
大騒ぎの対象になっている。ほんのささいなことでも
どうも異常に意図的に拡張しているのではないかと思える。
芸能人が浮気してその「謝罪会見」を公共の面前でテレビカメラの
放列の中で行わせるというくだらないことに、なんの意味があるのか。
サイレントマジョリティの大きな意志よりも、ノイジーマイノリティの騒擾が
全体状況を引っ張っているように思われてならない。
言ってみれば、パッシブな大状況判断よりも、
枝葉末節のことがらにムダにアクティブ対応を迫っているかのようです。
北朝鮮が核実験やミサイル発射を繰り返して
国のキワでそういった脅威がいま現に大きな問題になっている最中に
具体的事実経過の乏しい忖度うんぬんの些少な問題で国会が遅滞。
いまや北朝鮮を巡る事態は、アメリカのトランプ政権の対応も臨界点的で
きょうあすでも、米中首脳会談をみたうえで事態が動きうる状況。
トランプは習近平の首を押さえ、北朝鮮軍事制裁を発動する可能性がある。
米国防長官や国務長官がまず第1に極東アジアを訪問したことは、
大きな状況で見れば、そうしたサインと言えるのだと思う。
だからこそまた北朝鮮は狂ったように花火を上げているのだろう。
いまこの段階で、アメリカが武力行使を行った場合、
周辺国としてはどんな飛び火が飛んでくることが予想されるのか、
その備えはほんとうに大丈夫と言えるのだろうか?
ニッポンの国会はあまりにも平和ボケしていると心配です。
こういった国民の安全保障事態に対してこそ、
国会はしっかりと国際的にも意思表示する必要があると思う。
ぜひ起こりうる事態についての真摯な論議をしてほしい。
お隣、韓国では北朝鮮のあからさまな挑発行為の頻発の中で、
なお、容共的で親北的な指導者候補が大統領選挙で優勢なのだとか。
そのこともまた、日米にとってはかなり憂慮すべき国際事態。
当然アメリカ・トランプ政権もそこは睨んでいることは間違いない。
理性的な視点で大状況をしっかりと見つめて、
国民社会の安寧を計ってほしいと願うところ。
ま、ちょっとテーマが飛躍したかも知れませんが、最近思うところです。

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