最近、お気付きの方も多いと思いますが、
当社Replanスタッフから多様な情報発信を開始しています。
住宅雑誌の制作進行プロセスで雑誌誌面は最終的な結果として
世の中に、印刷されたりあるいは電子雑誌として出力されていきますが、
そこに盛り込まれ,集約されるまでには、たくさんの営為があります。
住宅取材という行為は、建て主ユーザーさんのナマの暮らしの場に
うかがって、そのご意見・現場感を人間感覚で受け止める瞬間。
日々作られ続けている住宅は人間的なオリジナリティに満ちている。
住宅はけっして「商品」ではなく、暮らしそのものの「表現」。
言語化出来ないような部分でも、取材現場では「感受」している。
とくに「注文住宅」の取材では、その家のオリジナリティに驚かされる。
同じように見えるかも知れないけれど、
一軒一軒、ヒトの顔かたちが違うように個性と表情を持っている。
多くの人が「いつかはホンモノの注文住宅を」と希求する大きな魅力です。
考えてみると、住宅って人間の「ものづくり」のなかで、
もっとも根源的なものに近く、また強い欲求・動機を持っている創造行為。
芸術作品とは違って、まさに用を満たすものだけれど、
その建てられる場所の気候風土・空気感からしてまったく違うもの。
そのかたちもそれぞれで「個性的」そのもの。
わたしたちは、そういった住宅取材が仕事のステージ。
そこで「感受」していることは、日々驚きと新鮮な気付きに満ちている。
そのように考えると、まさに誌面表現はほんの一断面だともいえます。
わたしたち、住宅雑誌の作り手として、
より深く、注文住宅のたのしさ、面白さ、魅力を伝えるために、
こうした「住宅のナマの情報」を日々お伝えしていこうということから、
もっとも日常的な発信手段として、ReplanWEBやFacebook、SNSなどを
活用した情報発信に取り組みはじめています。
編集長としてのわたしの情報発信も、その一環とは言えますが、
やはり多くのスタッフは、日々の取材、誌面作りプロセスで
いまという時代をリアルに捉えた住宅づくりを体感してきています。
その現場感・臨場感を、ぜひ多くのみなさんにお伝えしたいということです。
まぁ、たとえて言えば、ケーキ屋さんなどで、作るプロセスそのものまでを
ガラスショーケース的に見せている店舗がありますが、
現代の情報の世界では、webを活用すればこういうことができるのではと、
できることからやってみようとなった次第です。
「雑誌Replan」Facebookページ をぜひチェックしてください。
Posted on 2月 4th, 2017 by 三木 奎吾
Filed under: 住宅マーケティング
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