単純だから、重たいとありがたさが伝わってくる(笑)。
北海道三笠市出身の世界的現代アーティスト・川俣正さん。
かれの高校時代の同級生、武部英治さんとわたしは仕事の関係があり、
誘われるまま川俣正さんの現代アートプロジェクト「会員」になっております。
毎年、武部さんからメールが来て、会費を払うと
「三笠フレンズ」ということになり、出来ていくアートの「支援者」になれる。
そのお礼の作品が毎回、いただけるわけです。
まぁ付き合いだったわけですが、三笠市内の廃校に展示された
アート作品を実際に触れて、そのリアリティを実体験して、
ワケわかんなくも(笑)、「おお」という臨場感は共有させてもらっている。
そんなかれ、川俣さんの故郷に寄せる制作モチーフが、
徐々につたわってくるモノがあります。以下、武部さんからの案内文より。
三笠ふれんず会員の皆様、
今年からプロジェクトは川俣正が高校時代を過ごした岩見沢に
移行することになりました。
「北海道インプログレス」は、川俣正が出身地である北海道で
現代アートの新しいあり方を実践する長期型アートプロジェクト。
今回で第5期を迎えるのですが、今回の会員特典は
はじめての初の「立体もの」。三笠プロジェクトのレプリカ模型。
川俣氏と、菊地拓児氏の共同制作による限定レプリカ。
<これが一番上の写真であります。ずっしり感がある>
まず、岩見沢競馬場跡の駐車場を市から借地し、
彼の奈良のプロジェクトの足場丸太700本を、
とりあえず持ってくることにしました。
岩見沢駅舎でのレクチャーでスケッチは残していったものの、
いつものように荒唐無稽な話、本人はパリのアトリエで、
道新に依頼された原稿を書き(北海道インプログレス絡み)
市役所(市民)にプレゼンテーションすべく模型制作に励んでいるというから、
少し先が見えだしてきたと期待できるかも知れませんね・・・
雪の中での700本の荷下ろしは、遭難しそうになりました。
この市内が見渡せる高台で、岩見沢プロジェクトは
大規模なものになっていきそうです。
ということで、どんなことになっていくのか、
ハラハラドキドキしておりますが、
まずはずっしりとしたレプリカ作品に、すっかり感動しております。
人間、重さにこんなに弱いとは思わなかった(笑)・・・。
このアートプロジェクトに興味を持たれた方は、
三笠フレンズ会員入会
まで、入会されてください。
半信半疑でしょうが、これは面白いアートプロジェクト。
そのプロジェクトとの運命共同体感は、なかなか得がたい体験です。
むかし、芸術家もいいなと思ったこともあるあなた、
すばらしいチャンスですよ、と新興宗教の勧誘みたいですね(笑)。
Posted on 12月 23rd, 2016 by 三木 奎吾
Filed under: 住宅マーケティング, 日本社会・文化研究
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