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【北海道住宅作り手の「環境性能」意識】


先週金曜日には、北海道の住宅施策の諮問会議に出席。
いま、「きた住まいる」という住宅施策プラットホームづくりを
さまざまに論議してきています。
そこで示された北海道住宅の作り手へのアンケート集計の結果。
いろいろなアンケート項目があったのですが、
そのなかで、いま東京・中央との対論テーマになっている
「環境共生」についてのアンケートと意見が出ていて興味を持った。
ことしの新建築住宅特集6月号での特集「環境住宅」特集に
わたしが意見をブログで書いたことから、
論議の起点が作られ、東京の建築界との対話が起こってもいるテーマ。
明日以降、この「対話・対論」についてお知らせしますが、
ちょうど、北海道の意識についてまとめられた資料なのであります。
まず、北海道建設局住宅指導課がまとめているこの資料では
北海道の住宅にとっては「環境共生」というテーマは
きわめて簡潔に「断熱性能・省エネ性能」として要約されている。
東京の建築界、日本建築学会 「地球の声」デザイン小委員会が見ている
「環境住宅」というものの概念とは、大きく違いがあることが明白。
きょうのブログではこの東京の建築界との乖離は掘り下げず、
あした以降にしますが、北海道的現実で公的に論議すべき対象としては
このように明示的な「環境=住宅性能」概念が共通認識として存在する。
もちろんだけれど、ポエム的な「外部との応答性」のようなことは
論議すべき対象としては上げられていない。

全体の回答が31件でそのなかで18人が「さらに上の性能が必要」とし、
12人が「現状のままでよい」、1人が「追加の評価項目が必要」
というように回答を寄せている。
6割強が性能向上意識を強く持ち、4割弱が現状維持的な意見。
現状認識としてはわたし自身が体感している空気感と近似している。
上の写真では、その回答に寄せられた意見も掲示しました。
北海道のユーザーと日々対話している作り手のこうした実感は、
同時にユーザー心理をも映し出しているのだろうと思います。
端的な意見表明として
「北方型住宅ECO(Q値1.3レベル〜換気による熱回収を除く)以上の
性能は必須になると思いますが、つまらない内外観の住宅は作りたくない、
(性能もデザインも)両輪で街並みを形成し次世代に
良質なストックを残したいと考えます」というものがあった。
たぶん北海道の現状住宅認識の中庸意見だと思った次第です。
みなさん、いかがお考えでしょうか?

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