東北に来るようになって何回か、芋煮会は参加してきました。
北海道ではあんまり取れない「サトイモ」が主役なので、
食習慣がまったくなくて、その独特の食文化に惹かれ続けています。
やはり圧倒的に野趣があるし、うまい(笑)。
河原で石を積み上げてかまどを手作りしての鍋料理。
やはり中心は山形県ですが、東北各県で行われる「地元の味」。
きのうは表題のような会であります。
3連休ですが、札幌に帰還しないこともあって、参加してきました。
でも本場の山形で食べるのははじめてかも。
会場は「日本一の芋煮会」会場の山形市馬見ヶ崎河川敷(双月橋付近)。
この時期には、河原周辺は駐車もOKになるようです。
またなんといっても、ふだんは火気使用での料理などは
自然保護の観点からは許可されないだろうと思うのですが、
そこはやはり芋煮の本場、盛大に堂々とやっています。
こういう雰囲気の豪快さが食欲を一掃高めてくれるのでしょう。
なんでも、山形では芋煮のためにスーパーなどで、
食材セットを買うと、芋煮用のコンロというか、特製かまどが
無料で貸し出ししてくれるのだそうです。<2枚目の写真>
各県ごとに地元の味を工夫しての出品で、
毎年競っているのだそうですが、ここ数年は山形の圧勝。
ということで、今回は山形は別格にしてそれ以外の各県対抗(笑)。
こういう「鍋料理」には目のないわたしには、それぞれ面白くて
あちこち食べていましたが、やっぱり味噌味の方がやさしい感じ。
わたしも料理好きなので、作っている間も楽しかった。
なんといっても出汁の取り方も各県それぞれだし、
食材の処理の仕方も各県で違いがある。
コンニャクに前もって菜箸でつつきまくってから手でちぎったり、
味付けの「隠し味」など面白さもたっぷりありました。
そのあとの予定もあったので、早めに引き上げざるを得なかったのですが、
まことに後ろ髪引かれる愉しいいっときを過ごさせていただきました。
ありがとうございました。
今度は北海道でも輸入して食文化拡散させたくなった。
でも薪の火力は煙い(笑)。それが河原を渡る風の方向が変わるので
どこにいても目に飛び込んでくるし、
身体中に燻煙臭が直撃してくる(笑)、最高に大好きなんですが、
本日、ホテルにてジャケットは洗濯に出しておきました(笑)。
Posted on 10月 9th, 2016 by 三木 奎吾
Filed under: おとこの料理&食
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