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東京の冬の雨


きのうは東京、前日とは打って変わって1日雨でしたが、
そんななか、ふたたび「建築・建材展」でのセミナーを取材に。
まぁ、そちらは大変興味深く、面白かったのですが、
またの機会に。
で、りんかい線・国際展示場駅からビッグサイトまで
1kmくらいはあるようですが、
屋根付きの道路を通っていくのだけれど、
たくさんの人並みなので、
どうしても端の方では、屋根では防げない横殴りの雨に当たる。
吹きさらしで樹木もないので、風が吹き込んで体感温度はきびしい。
ようやくにして、たどりつくと体は、しっぽりと濡れた感じ。
今度は帰り。
半日も経過していたので、雨はやんでいるものと思いきや、
まだ激しくなっている感じで、
足下にも水たまりというか、水位が高く、
よく見て歩かないと、靴の中にも水が入ってくる感じ。
雨風が強まっているので、
横殴りの雨に体が濡れそぼってくる。
やっと国際展示場駅に着いて、天王洲アイルでモノレール乗り換え。
っていうコースは初めてだったのですが、
なんと、乗り換えるのに、いったん外を歩かなければならない。
激しい雨なので、傘はしていても体に雨が染みこんでくる。
ほうほうの体でモノレールに乗り込む頃には、
北海道では経験したことのないような寒さの質にふるえてしまっておりました。
これはきびしい冬なものと体感させられた次第。
北海道では冬の寒さは厳しいけれど、
雪はドライで、体に付着しても払い落とせば簡単に水分を避けられる。
気温だけが寒いので、「暖房」すると輻射熱的に体が温まる。
いっぽうで、東京では、まず水分の付着した体を「乾燥」させねばならないが、
社会システム的に公共的施設空間でも「暖房」がない。
水分を避けた状況の中で、自然的にゆっくり乾燥させねばならない。
体力が充溢しているときはいいけれど、
こういう状況を繰り返せば、風邪を引きやすい。
っていうように思われますね。
モノレールには座席に暖房がありましたが、
手先も温度低下しているので、座った足の下、座面とのあいだに
手を入れて、体温上昇を図る。
でも、濡れたズボンはなかなか乾燥しない。
ドアが開くごとに風が吹き込んできて、更に体温低下をもたらす。
ようやく空港ビルに到着しましたが、
こういう状態の時には、ほんとうは輻射の大きい暖房が欲しいのだけれど、
空調暖房程度、もしくは暖房なしの空間なので、
やむなく、体温上昇を期待できる「食事」で補おうと考えました。
そうなると、やはり速効で期待できるのは麺類、それも
脂が染みこんでいるようなもの、やはり中華系ラーメンですね(笑)。
で、ようやく人心地着いたのですが、
なかなか、こういう雨の冬、というのもきびしいなぁ、と。
冬の厳しさは、各地それぞれにあって、
気温だけでは計れない部分も多いものだと、実感させられた次第(笑)。
北海道に戻って、安定した寒い気候と、公共暖房空間に「ほっと」しましたね。
北のくらしデザインセンター
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