さてきのうはふたたび青森県での仕事。
今回は弘前で講演を頼まれての出張ですが、
その後、本日明日は東京に移動して何件かの用件を片付けます。
ということで、最初と最後は決まっている。
JRで札幌から弘前まで行って、青森か新青森に引き返して
翌朝、新幹線で移動して、帰りは羽田から飛行機で札幌まで帰る。
これはなんにも問題はない。
ただ、青森もしくは新青森ー弘前の往復がなにやらわかりにくい。
乗車券チケットを見てみると、札幌ー東京都区内であれば
そのルートはどう通ってもいいとなっている。
考えられるルートとしては、新幹線が基本だけれど、
書かれているルートには「奥羽本線」も明記されている。
期間は7日間なので、「途中下車」も可能になっているのですね。
というような条件の中で、当然のようにコストパフォーマンス優先で
費用のムダを省くことを考える。
JR北海道では「北東北フリーキップ」というのがあって、よく利用します。
札幌から青森・岩手・秋田の北東北一円のフリー移動可能な切符。
なので、そういったチケットとの比較検討をするのですね。
で、そういう旨、より有利なチケット購入について、
よく相談購入させてもらう北海道内の最寄りのみどりの窓口に行ったら
先方からは、「よくわからない」というお答えでした。
特急料金は別にして、青森もしくは新青森ー弘前間の移動については
この「乗車券」のみでいいのかも、というあいまいな情報なのです。
わからないまま、「乗車してから車掌に聞いてください」というのが結論。
まぁ迷うところですが、しょがない。
で、きのう函館から新青森までの特急の車掌さんに聞いても、
結局わからなかった。
新青森というのは「奥羽本線」の途中駅なのですが
どうもそれすら知らない車掌さんで、
ひとつ手前駅の「青森」で特急を乗り換えろと言う。
言われるままに、青森で乗り換えたら、今度の奥羽本線の車掌さんは
「乗り換える必要ないっしょ(笑)」というあっけらかんとした答え。
でもまぁ、その車掌さんに事情を話してチケットを車内販売してもらいました。
結論としては、やはり東京移動が基本で経由するルートは新幹線ならば、
弘前まではまったく別途の「盲腸」的な往復という解釈に。
なにやら、コストパフォーマンスを考えるよりも
適法なのかどうかの方も怪しまれるような状況なのですね(笑)。
別にわたしが悪だくみをしているのではなく、
鉄道キップの整合性がどうもわかりにくくなっているのです。
まぁ混乱の元凶は、「新青森」と「青森」なのでしょう。
新幹線駅が新しく別駅になったことで、利便性と運賃設定において
運賃と特急料金体系がきわめてわかりにくくなっているように思います。
車掌さんから、新青森ー弘前間の「往復キップ」を購入し、
でも、弘前からの帰りは「青森」まで行くのですよ、と再確認したら、
「あ! そうだったね、う〜ん、そしたら往復割引は使えないのかなぁ??」
と、ゴニョゴニョ。
そこでこっちが最後の一発で
「あ、わかった、じゃ、乗り越し精算するわ」
という案を出したら、
「いいね、それ」
というなにやらFacebookのような答え(笑)。
ふたりして、親指を突き立てるポーズでシェア。
でも不安は残っていて、最後青森駅で夜10時ころに駅員さんに
乗り越し料金を申請して「90円払ってください」と
言われて払うまで、一抹の不安を持っていたわたしでした(笑)。
この地域の状況に精通していないみなさんには、
イマイチわかりにくいブログであることを、最後にお詫びします。
Posted on 9月 3rd, 2014 by 三木 奎吾
Filed under: 出張&旅先にて
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