さて、上の写真がクッションフロア(以下CF)を剥がした後の様子。
被覆されているCFの下から、肉に似たコンクリート土間床が露出する。
てっきり平滑かと思っていたら、
筋状の凹凸が施されているように見えます。
なにやら、筋肉のスジを思わせるかのようですね。
CFはこの面に対して、接着材で固定されていたのでした。
カッターでの裁断は、はじめはなんとも頼りなく、
「これホントに切れているのかな」
という不安が先立ってくるものでした。
で、徐々に右手で切るのと同時に左手で「剥がす」ようにしたら、
施工の感覚が見えてくるようになりました。
頼りないプラスチック製の「物差し」を当ててやっていましたが、
「まっすぐに切る」というのは、予想以上に難しいことに気付きます。
金尺を買って使用した方がいいだろうと思いますが、
そこまでの準備はしていませんでした。
何度もラインがずれて、微妙にカーブしてしまう・・・。
力加減が難しいのと、下地のコンクリート面が平滑ではないことが
影響してくるのだろうと思われますね。
本当は最初にカットラインをきちんと直角を出して線描してから、
その線に沿ってカットすべきでした(反省)。
でもまぁ、素人DIY、なるようにしかならない、
覚悟を決めて前に行くしかない、という開き直りであります(笑)。
で、カットし終えてから、
見てみると案の定、やはりきちんとした直角ではない、
不定形の四角形形状に切断面がなってしまっていた(汗)。
そこに購入してきたCFを当てて形状通りにカットしようとしたのですが、
これもまた難しいワケです。
1辺はなんとかまっすぐっぽいけれど、それに交わる次の辺は
微妙に角度がずれているので、
いったん大きめにカットしてから、細部は微調整をしていった。
接着は、施工性を考えて両面テープを使いました。
接着剤だと、扱い方が難しすぎるように思われ、
やり直しもラクそうだと思った次第。
大きさは大体1.2m×0.8mくらいの大きさなので、
テープはCF裏面にタテヨコそれぞれ4〜5本を張り巡らせました。
それを一気に、
後先考えず気合いで切断面にあわせ、すぐに押さえ込む。
で、不安だったのですが、
案ずるより産むが易し、ということでまぁまぁ、という感じであります。
しかし、よく見てみるとやはり切断面縁辺部は
ジグザグのラインで、隙間は大きかったりなかったり、という
ふぞろいのリンゴたち状態(笑)。
でもまぁそれも「手業の味わい」と強引に納得(笑)。
できあがって椅子で、状況を確認。
床面としてのふるまいは問題は感じない。
まぁあきらかに色柄は違っているのだけれど、
この辺は、妥協してもらうしかない。
で、このあと、隙間をシール材で仕上げまして、完了致しました。
本日、出社してくるスタッフの評判やいかに、
っていうところですが、
わたしは本日早朝から出張であります。
帰ってくるのは早くても明後日の予定。
留守中、顰蹙を買うことになるのか、賞賛につつまれるのか、
不安いっぱいの旅立ちであります(笑)。
Posted on 4月 7th, 2014 by 三木 奎吾
Filed under: リフォーム, 住宅取材&ウラ話
コメントを投稿
「※誹謗中傷や、悪意のある書き込み、営利目的などのコメントを防ぐために、投稿された全てのコメントは一時的に保留されますのでご了承ください。」
You must be logged in to post a comment.