わが社事務所の床は、基本的にはクッションフロア(以下CF)にしています。
CFというのは素材は塩ビのようなもので、
防水性や耐久性に優れている、という特徴があって、
住宅ではよくトイレや洗面といった部位に使われています。
今回、その事務所のCFの一部が回転椅子による摩擦を
ほかの場所とは段違いレベルで繰り返しストレスを受け、
たわみ、穴あきなどの症状を呈しておりました。
こういった場合、CFのその部分を除去し、部分張り替えという補修が可能です。
補修を要する面積は、ほんの1㎡×2程度。
それで工事見積もりを頼んだら、8万円強の見積金額。
むむむ、まぁ、プロに頼めば工事としては確かにかかるのは、仕方ない。
でも、経費節減を考えてきて、これは容認できない。
ということで、わたしの趣味もあって、
日曜大工での補修に挑戦することにしたわけです。
ちなみに今回の関連支出総額は6000円ほどなので、
コストパフォーマンスは高い。
中小零細企業、どんなことでもやっていかなければならない。
でも、久しぶりの挑戦です、胸の鼓動がハンパない(笑)。
で、まずは材料の物色、購入。同時に工事アイデアの確認をかねて、
TOSTEM運営の「スーパービバホーム」へ。
こちらのお店では、「生活館」というコーナーと「資材館」とに別れ、
資材館のほうは朝早く6時半からやっている。
まぁ大体はこっちだろうと目算して、8時過ぎに出かけた。
なんですが、CFは探しても見当たらず、店員さんに聞いたら、
「生活館」での取り扱いで、9時開店ということ。
でも、それまでの40分ほどで、必要な工具・備品を品定めできたので
たいへん有意義でした。
基本的な工事の仕方はインターネットで調べていたので
大型のカッターナイフ、万一CF張り替えでは対応できない場合を考えて
より簡便な合板90cm角×2も購入。
それらの接合手法としての接着材や、両面テープを購入。
ほどなく生活館がオープンして、目的のCFを発見購入。
やはり同じ色柄のものはないので、近似したヤツをかなり大きめに購入。
必要があれば、今後劣化した床補修に備える意味。
で、写真のようにロール状になるのですが、
ここで右側の棍棒のような機材から、梱包材として
薄いサランラップがくるくると巻き付けられる。
ちょっと驚かされた次第。
ふむふむ、いろいろ勉強になりますね(笑)。
で、いよいよ、作業開始。
取り替える部位のCFをカッターナイフで切り剥がし作業。
素人仕事、それもはじめて挑戦なので、
段取りがよくわからない。
本当は正確な寸法取りが必要とは思いましたが、
金尺すらないし、たとえ正確に採寸できたとしても、
そのようにカットできるかも不明だったので、
成り行き任せで、切り取りました。
やってみると、定規を当てても、その通りにはなかなか直線カットの
力加減、コツがつかめない。
やりながら、すこしずつ感覚ができてくる、という
DIYの醍醐味そのままであります。
「そうか、これくらいなんだな」
と悟りをもとめる求道者のごとき心境になってくる(笑)。
なにか、一期一会の修行のような気分が立ち上ります(笑)・・・。
直線的に切り取りながら、CFを持ち上げたりして、
「切る」と「剥がす」を両方同時にやるのがコツのようですね。
で、ようやく写真のように、切り取ることができた!
左は、購入してきたCFです。
長くなるので、続きはあしたのブログで・・・。
Posted on 4月 6th, 2014 by 三木 奎吾
Filed under: 住宅取材&ウラ話
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