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日ハムCS先勝!

きのうは仕事を早退して、
坊主と約束していた、クライマックスシリーズの対ソフトバンク戦に。
雨模様の天気がここのところ続いている札幌。
坊主の帰宅時間にはやや土砂降り模様。
案の定、朝の好天で自転車で通学していた坊主はぐしょ濡れ。
すぐにシャワーを浴びさせて暖かくして出発。
ギリギリ、試合開始時間に間に合っての観戦でした。

試合は、立ち上がり日ハム・吉川投手は本多選手に安打を許しますが
三振ゲッツーという安定した守備からのスタート。
一方、いきなり「兄弟対決」という隠れたテーマからの攻撃では
日ハム・弟陽選手の初球攻撃が残念ながら3塁手の正面ということで、
ソフトバンクの兄陽投手にゆとりを与えたようになって
のびのびとした左腕からのストレートの威力の前に日ハムは凡打の山。
その後も、相手にはそこそこ安打が出るも、守備でしのぐ、
一方こちらは、中田選手が第2打席で突破口を開くまで無安打に抑えられる
というような、やや押され気味の展開。
とくに中田選手の出塁からの、たぶん稲葉選手が判断してのバントが
決まらず、三振し、中田選手の走塁ミスもあって3者凡退になって、
どうも流れはソフトバンクに傾いていった。
そういう中で、吉川投手はやや不調ながらも粘り強いピッチング。
そして迎えた7回1死1−3塁の緊迫の場面では、
必死に粘る小久保選手を、これしかないという三振に切って取る。
すごい! 応援するスタンドにも熱さが伝わってくるし、
こっちも声をからして声援を送る。
この吉川選手の力投と球場の一体感が、あとの逆転劇を生んだと思います。
しかし、相手の多村選手の完全に討ち取った当たりが無情にも
外野の手前にポトリという幸運な先制点に繋がってしまった。
こちらの攻撃の固さと、兄陽投手の出来からして、
きびしい状況かと思われましたが、
その裏、やはり昨日のゲームの隠れたテーマ・兄弟対決が
今度は弟陽選手の先頭打者安打出塁という場面になっていく。
そこで、さきほどの吉川投手の頑張りが生んだ球場の一体感が
大きな後押しになっていく。
ファーストストライクを見事に送りバント成功させた杉谷君。
そして3番糸井選手の失投を見逃さない強打がスタンドインという
劇的な場面に繋がっていく。
さらに好調な打撃の中田クンが安打を繋ぎ、
小谷野選手にも貴重なチャンス拡大の一打が出る。
そして、ソフトバンクの中継ぎエース森福投手の登場。
ここで、細かかったけれど、
日ハムでは、相手の投手交代が確定するまで左打者のDH
ホフパワー選手が打席で打ち気満々のパフォーマンスを見せていたのも
隠れた殊勲だと思いました。
そして交代が確定してから、代打の切り札、右打ちの二岡選手の登場。
くさった表情・ボディアクションを見せずに退場したホフパワー選手、
なかなかナイスガイぶりを見せてくれました。
そしてその二岡選手が初球の一発で試合を決める!
このリードを増井、武田久の盤石の投手リレーが守りきる。
こういった一連の流れ、チームの総力がここぞというときに決まる。
決して派手なチームではないけれど、
日ハムの底力を十分に感じさせてくれた戦いぶりでした。
球場内では、観客同士、お隣近所さんでハイタッチの連続。
すばらしい、いいゲームで勝たせて貰いました。
しかし、ソフトバンクも走塁は強いし、守りも堅くて素晴らしい。

紙一重の戦いがまだまだ続くと思います。
日本一目指して、がんばれ北海道日本ハムファイターズ!

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