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ありがとう、日ハム優勝!

きのうは、仙台からスタッフが全員参加してきて
札幌の本社で全体会議であります。
年に数度くらいしか機会を持てないので、
会議終了後は、歓迎の懇親会を開きました。
なんでも坊主も「クラス会」を開催していたと言うことで、
夜は家族全員、外食になっておりました。

なんですが、
ご存知のように、わが北海道日本ハムファイターズ、優勝決定であります。
試合がなかったのに、1万5000人以上が札幌ドームに集まって
西武ライオンズの敗戦を球場で確認して
胴上げを見届けたのだそうであります。
それもグランドが一般にも開放されて、選手のみなさんとファンが
同じ目線で、優勝を祝いあったのだということ。
わがチームの最近のスローガンは「共に戦う」でして、
ファンとチームが強い一体感を持って終盤戦に臨んでいたのですね。
そういう意味で、なかなかにいい趣向だったのではないかと思います。
さて、今シーズンはダルビッシュが大リーグに移籍して
大エースが抜けた後の厳しい状況でのシーズン。
加えて、監督も交代して、まったくの新人監督の采配。
期待と不安の入り交じったスタートでしたが、
序盤戦、最初は2番を打ったりしていた稲葉選手の驚異的なハイアベレージなど、
若い投手を盛り立てるかのような活発な打線の働きや、
救援投手陣の充実などがあって、
一気に戦力ダウンした若手主体の先発投手陣の育成に取り組んでいました。
そういうなかで、過去何シーズンも勝てなかった吉川投手が覚醒し、
今現在で14勝というチーム最多勝の活躍ぶり。
そっくりダルビッシュの穴を埋めてしまう躍進を見せてくれました。
左投手の本格派で、150km近い力のあるストレートで勝負する。
こんなすばらしい潜在能力があったのに、なぜ昨シーズンまで勝てなかったのか。
ダルビッシュという大きな主軸がいる中で、
なかなか飛び出してくる機会に恵まれなかった側面はあるけれど、
やはり今シーズンは、メンタルの面で大きく充実していたのだと思います。
「監督が、背中を押してくれていた」と吉川選手、語っていたようですが、
育成しながら勝っていくという、わがチームの基本方針どおりの
すばらしい戦い方で、みごとに若手選手が伸びていっていると思います。
シーズンを通して、こういう若手を前面に出しながら、
一方で、投手の武田勝、野手の稲葉選手などベテラン、
小谷野選手や田中賢介選手、糸井選手などの中堅も見事な働きぶり。
長いシーズンをバランス良く戦ってきました。
まことにうれしいです。

さて、ここからはポストシーズンの戦いに向けて
再度、戦い方を再構築して、
最終的には、育成に目覚めつつある巨大戦力・巨人軍打倒を目指してほしい。
頑張れ、北海道日本ハムファイターズ!

<写真は、息長く戦って欲しい願いを込めたカメさん>

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