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打てても打てなくても中田クン

札幌ドームでの開幕戦から6戦目。
5日の対オリックス戦でついに中田翔クンのバットから快音が飛び出しました。
ものの見事なホームランで、もやもやをスッキリと一発解消。
やはりホームランを打つバッターというのは
プロの醍醐味ですね。
一発で、すべての雰囲気を変えてしまう魅力を持っている。
そして四番をずっと打たせようという球団の育成の方針にはブレがないようですね。
チームとして明確に「どういう野球がやりたいか」という意志が表れている。
なので、わたしたちファンも、そのように期待をかけ、
ファンと球団が一体になって、中田クンをバックアップしている。
こういうプロ野球の闘うポリシーってやはり大事ですね。
お互いに感情移入しやすく、応援の方向性も明確になる。
言ってみれば、打てても打てなくても中田クン、なわけですね。
まぁ、でもこれからもスランプの波は来るでしょう。
中田くん、このあたり、どうやってクリアしていくか。
そうした進化もいっしょになって見つめていきたいと思います。
まだ22歳なんです。
なので、最低8年間くらいはかれが4番打者で全然問題がない。
全日本の4番を育成しているのだ、くらいのポリシーを持って
日本ハムファイターズは、腰を落ちつけていって欲しいものだと思います。

ひるがえって、日本中の「名の売れた」選手を集めまくっている巨人軍。
寄せ集めたのはいいけれど、チームとしての一体感はまるでなさそうですね。
どういったチーム方針、姿勢で闘っているのか、
なんとなく札束で尻を叩きまくって、勝利を買おうとしているようにしか見えない。
そういうのが選手のモチベーションにとってどういう作用をするものか、
スポーツ心理・メンタルマネージメントが必要なのではないかと思います。
昨年ドラフトでは、菅野君というひと、わがチームの指名拒否されましたが、
あのチームの「育成」について一体どう考えているのでしょうか?
誰が見ても、チームの育成方針はわがチームの方がはるかに優れたシステム。
ちょっと使ってすぐに結果が出なければ、ほとんど使い捨て。
どんな選手も悲惨なばかりに淘汰していきますね。
そういうなかで、それでも危険を顧みず、1年間の浪人を選択した。
個人の自由ではあると思うけれど、
まぁ、始まったばかりですから気が早いとは思うけれど、
この調子では、親戚だという原監督が来年も指揮を執っているかどうか
たいへん不透明だと思います。
あ、ちょっと言いすぎかなぁ。
フラれた腹いせと取られてしまいますね、こういうの(笑)。
でも、我慢に我慢を重ねてようやくホームランを打ってくれた
中田クンのうれしそうな表情と、ベンチのチームメートたちの
歓喜の様子を見ていて、やはり野球はチームスポーツだと
強く思わされた次第です。
がんばれ、中田クン。がんばれ、北海道日本ハムファイターズ!

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