本文へジャンプ

岩手型「復興」住宅事業はじまる

国の2012年度の住宅政策の大きな柱になっているのが
「地域型住宅ブランド化事業」。
その事業の先鞭を付けるような形で
被災3県では、復興住宅の推進ということが行われています。
きのうは岩手県盛岡市での、復興住宅に向けた事業の説明会が開かれました。
被災者の住宅再建への最大565万円の手厚い補助が
そのバックグラウンドを形成していて、
設計事務所、工務店、林業事業者による「地域連携」で、
地域における事業の受け皿を形成していこうということです。
この受け皿について、国の側からいろいろな条件が付与されており、
それをクリアさせることを、岩手の場合には最優先している印象を受けました。
事業の推進母体自体が、3セクとしての建築士事務所協会であり、
さまざまな応募主体に対して、門戸を広く開放したいという雰囲気。
250名を越える参加者があり、
作り手側の期待感を強く感じました。

さて、会場に向かおうとしたら、
さっそく旧知のNさんとバッタリ。
会場は盛岡駅前のアイーナで、わたしはちょっと早く到着したので
3階の図書館でデスクワークを片付けていたのですが、
そこに借りた本を返しにきたというNさん。
地域の高性能住宅の作り手たちの指導的立場・情報センター的な方なので、
めったに岩手には来ないわたしには、たいへんもっけの幸い。
つかまえて、ずっと会の間も情報を聞き出しておりました。
建築士事務所協会のトップのみなさんも旧知の方たちのようで
さっそく紹介してもらい、すっかりお世話になった次第であります。
なのにその上、その後さまざまな情報交換を兼ねて
昼食もごいっしょできまして、たいへんありがたかったです。
会場が広すぎて、どこにどなたがいるかわからず、
お会いできたのは少数でしたが、中身が濃くてラッキー。
やはり情報は、人間から聞くのがいちばんリアルに理解できる。
ジャーナリズムの基本なんでしょうね。
その後、取材に岩手まで来ていた東北のスタッフと合流して
地元の顧客企業を訪問して、こちらも中身の濃いお話し。
ううむ、最近、人についている感じがいたしますね。

しかし、こういう仕事が多くて
まとめたり、整理整頓する仕事がなかなか時間配分できない。
なんとか早くホテルに入ってやらねばならないことがあるのですが、
さすがに盛岡ー仙台はクルマで2時間半くらいかかる。
ようやくホテルについて、早く寝て早く起きて、夜なべ仕事。
本日から2日間、こっちにいるので整理仕事、頑張らねば、であります。
なんですが、きょうもあちこちアポがあって、片付けてから。
さてさて、むむむ・・・。

Comments are closed.