きのう、ふたたび札幌を離れて
現在は仙台に移動してきております。
今週は土曜日までこちらでいろいろな取材やら、会議やらであります。
なんですが、うれしいことにようやくパソコン環境が復活です(笑)。
先週の水曜日・25日にAppleのピックアップサービスで
前のMacBookProが「製品交換」となって送られていって
遠隔地の札幌であるにもかかわらず、
新しいMacBookProが到着したのが、土曜日28日午後1番。
当初の話だと、「到着を確認してから送付します」ということでしたが、
大変素早い対応でした。
で、ひきつづきサポート、それも「シニアアドバイザー」という方たちに
電話を通したサポートを受けることが出来まして、
すぐに日曜日から青森出張が入っていたので、途中中休みはありましたが、
土曜日から日曜日にかけて、いろいろ対応していただいたのです。
まぁ、なかなか一進一退の局面が続いていましたが、
外付けのHDに保存していた「Timemachine」でのバックアップデータ自体は大丈夫だったのです。
ただしそのデータ、Timemachineのソフトからは起動しなかったのです。
通常であれば、これを立ち上げればなにも考える必要はない。
これがダメであれば、データの健全性が疑われ、危険が伴うので、
迂回して安全重視で環境の再構築を試みていた次第なのです。
画面では再現できないのですが、写真のような「移行アシスタント」ソフトから
回転アイコンの部分に表れていたアイコンが
Timemachineバックアップのデータだったのですね。
はじめはTimemachineが動作しないことから、
無理もないのですが、この画面の状態をサポートの人も正しく判断できませんでした。
それが正常なバックアップデータではないかと、ようやく気付いて、
そこから移行アシスタントを使っていくと、
バックアップデータを個別に選択して「移行」させることが出来るようになったのです。
ここで最初は危険だと思い、「アプリケーション」だけを移行させたのですが、
それでは、それまでに蓄積していた「環境」が復帰しない。
たとえば、WEBブラウザが保存していた各サイトでの入力情報などが反映していない。
わたしは出張が多いので、航空会社のサイトで直接チケット購入していますが、
その会員データなどが消えてしまっているのですね。使えない。
で、元に戻って、移行のメニューでは
「ユーザー」となっているデータに、そういった情報が入っています、
というアドバイスをあらためて受けることが出来ました。
はじめて聞く情報であります。
そうなんだ、最近のMacはそういうソフトウェア構造になっているんだ、であります。
でもまぁ、これを実行するのには多少、危険が伴います。
これまでの推移からして、Timemachineバックアップが正常に出来ているかどうか、
確信を持てないからです。
ここでひっかかったのが、今回からAppleのパソコンにはOSのメディアが梱包されていないこと。
これまでのように万が一システムが不調になっても、
OSメディアから起動させて環境を復活させれば、とはいかないのワケなのです。
やはりこれが大きいので、ユーザーが自分でマシンを管理することが難しくなっている。
おおむねこれで間違いがないだろう、と判断できる場合でも
それを実行するのに、バックアップ・担保できる手段がなくなっているのです。
なので、やむを得ずAppleからのサポートを受けるしか、方法がない。
電話でのサポートには時間も掛かるし、
第一、状況を正確に伝達すること自体もなかなか難しいと思います。
でもまぁ、月曜日に青森から帰ってくるのが少し早められ、
時間的なゆとりが多少確保できたので、多少は危険があったのですが、
「ユーザー」の復元を行って見ました。
そうしたところデータの損傷もなかったようで、無事に移行を完了させられました。
1月5日以前の環境が完全に戻ってきて、
マシンとOSは最新のものへと移行が出来たという次第であります。
この間、ずいぶんと回り道をさせられたのですが、
終わってみれば、新しいMacについてのUNIX部分の仕様なども
否応なく勉強させられて(笑)、多少は理解できるようになりました。
災い転じて福となせたのではないかと、いいように考えようと思っています。
しかし、起伏はありましたが、Appleのサポートはたいへん親切で
しかも手厚く対応していただけたことは感謝しております。
このあたりのメーカーとしての信頼感は、わたしのなかで大きくなりましたことは
記しておきたいと思います。
ありがとうございました。
Posted on 2月 1st, 2012 by replanmin
Filed under: Mac.PC&DTP