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電力使用制限令と梅雨空

「電力使用制限令」の首都圏は、戒厳令のような状況でした。
経済に全般的に活気の要素が感じられない。
経済と言うことで見れば、やはり電力使用制限令は準・戒厳令ですね。
経済界トップたちは、政権交代しか
この状況の転換はありえないと思い始めている。
軽々に「脱原発」ということを国のトップが言って、
この国のエネルギー戦略がまったく不透明になってしまった。
エネルギー戦略を転換するのはいいけれど、
それには、国民的な合意が不可欠。
それで本当に経済が、国民生活がまわっていくのか、
そういう論議をしないでまったく軽はずみに、
政治表現としては、もうすぐやめると言った後から、
少しでも長くやっていたいという個人の妄執だけを目的に、
国民向けに目先の人気取りに走る。
最高権力者が、一番やってはいけないことを率先垂範、やっている。
こういう環境の中でも、企業は経営していかなければならないし、
利益を出し、雇用を守っていかなければならない。一方で
覚悟の感じられないトップが、経済の環境・状況をどんどん悪くしていっている。
いまや、自分の選んだ大臣からさえあきれられている状況。
いま日本は、最悪の夏を迎えている。

東京から帰ってきまして、
その後、札幌での会議、きのうは苫小牧への往復。
っていうような日々を過ごしておりますが、
東北以南は、酷暑だというのに、
北海道は、きのうなど、梅雨末期の空模様さながら。
気温は、涼しいと言うよりも夜間などは寒い。
空模様は、しばらくは雨続きの状況です。
苫小牧往復では一時、土砂降りという感じもありました。
北海道の気象関係者のみなさん、やはりこれは「梅雨」でしょう。
現実をしっかり見つめて、そう宣言すべきだと思います。
すでに北限のブナ林はどんどん北上して、
黒松内から、300kmくらい北の旭川周辺でも繁茂している。
北海道の気候も温暖化から逃れられないのです。
そういう現実を直視しましょう。
けさ、わが家の中もやや湿度が高い感じがして
室内温湿度計をチェック。
それが、写真であります。
気温は1日を通して22〜23度を前後しております。
湿度は、本日朝で53%くらい。
酷暑の本州地域のみなさんに、少しお分けしたいくらいの涼しさであります。
天気図では梅雨前線は北海道中央部に張り付いたまま。
もう、もやもやした空気はいりませんので、どうぞよろしく。

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