きのうから酷暑の東京に来ております。
わが家の寝室は、常時24度ほどの気温で現在推移していて
たいへん寝やすい環境なのですが、
さすがに東京で動き回っていると、
汗が噴き出してきて、なかなか厳しく、
とくに節電令の夏の夜は、過ごしにくいですね。
っていうことなのですが、
写真は霞ヶ関官庁街のビルの谷間の光景です。
国交省の入っている合同庁舎付近ですが、
木陰が形作られて、床にも木が使われていて、
それも浮き床にしているので、その下のコンクリートも
太陽光の直射蓄熱を免れ、木との間に空間があって、通風が計られていて
まことに気持ちいい空間が出来上がっておりました。
お昼前後に行ったのですが、
しつらえられたベンチは、昼寝する人が多く、
まさに日射遮蔽と通風という、
夏場をしのぐ基本的な温熱環境的工夫がなされていました。
みんなが体験していることですが、
やはり木陰は、体験気温的に2〜3度の低温であり、
省エネには、木を利用するのが一番だと思われます。
札幌などと比較して、目的的なこういった都会のなかの
工夫された空間って、東京にはそこかしこに見られます。
ちょっとした空地や未利用法面などで、
緑が植え込まれているのを、発見できます。
自然発生的なのか、どうか、
こういった知恵を、もっともっと、活用していくべきだと思います。
Posted on 7月 13th, 2011 by replanmin
Filed under: 「都市の快適」研究
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