本文へジャンプ

初詣

あけましておめでとうございます。

ことしの年末年始は、休みと言うよりは
残った仕事を片付けるのが、とりあえずかなぁ、と思っておりましたが、
やはり大みそか・元日となると
あれこれやっているうちにお正月モードになります。
中学高校と同級生だった友人に
札幌市内で「旅館」をやっている女性経営者がおりまして
おせち料理をお願いしています。
で、その料理を受取りに行ったら
すっかり同窓会モードで話が盛り上がって四方山談義に。
札幌って、ここんところ、
市中心部の活気がさっぱりだなぁという話題で盛り上がり(笑)ました。
そうなんですよね、ちょうど首都圏各地を歩き回ってきたわたしとしては
大いに共感しきりという話題。
彼女は北海道内の旅館ホテル経営の「女将会」に参加しているそうですが、
みなさん、異口同音に100年来の逼塞状況ということ。
そのなかでは比較的に状況が恵まれている札幌でも、
ホテル旅館の超激戦価格戦争状態ということだそうで、
客単価の実勢を聞いて、あっけに取られました。
中国からの入り込みで活気があると思われる観光産業でも
厳しいコスト競争を反映して、
市内のバスの違法駐車として結果しているのが実態とか。困るんだそうです。
しかし、そういうこと以上にビルなど大型設備投資需要が本当に逼塞している。
つい先年、札幌市では建築物の高さ制限の規制条例が実施されているので
一気にそういう需要が消えてしまったと言うこと。
不況の中、もともと少ないその分の投資は、ほかの地域に振り向けられ
札幌は投資先として魅力もなく、見向きもされていないのが現状。
個別企業の経営努力の枠を超えて厳しい局面になっています。
「あんた、知事選挙か、市長選に出なよ」
っていう荒唐無稽な話題にまでなりまして、ふと、
いや彼女なら、案外大衆受けするかも、と不埒な想念もよぎりました(笑)。
なかなか元気一杯なんで、暗い話題を話していても
だんだん気分が明るくなるキャラクターなんですよね。

っていう放談会をやっていたら、
いつの間にか時間は夕方、やがて深夜に至ってしまいまして、
家族で北海道神宮に初詣であります。
ことしはクルマで行ってみたのですが、ラッキーなことに
駐車場が確保できて、往復参拝距離が大幅短縮。
まぁそれでも、往復2kmくらいは歩いているのでしょうね。
帰り際、中学生の息子が
「最近の若いヤツはダメだなぁ」とつぶやいておりました。
「なに言ってんのよ?」って聞いたら、
初詣の最中で聞くともなく聞いてしまう、かれのちょっと年上の若者たちの
話の内容とか振る舞いに、まるで中年オヤジ的な思いを持つのだそうです。
おいおい、であります(笑)。

展望はあまり明確ではないけれど
こういう面白いキャラと楽しく乗り切っていきたいなぁと
思いを新たにする新年念頭であります。

コメントを投稿

「※誹謗中傷や、悪意のある書き込み、営利目的などのコメントを防ぐために、投稿された全てのコメントは一時的に保留されますのでご了承ください。」

You must be logged in to post a comment.