写真はわが家のすぐ近くを流れる「発寒川」緑地から。
早朝の散歩の時間帯、午前6時過ぎの様子であります。
お利口さんで年中早寝早起き習慣がすっかり身についているせいで、
こういった景色をふだんから普通に見られている。
自然、ということについて考えることが多い。
わたしは小さいときから「遠くまで行きたい」と漠然と夢想する性向。
住んだのは記憶に残る時間からはほぼ札幌で、
一時期8−9年ほどの東京、の2地点だけですが、
行くだけなら日本中、大分県以外はほぼ歩きまわってきた。
でも結局地球の上でのことなので、ちっぽけな人間には
その地域の「奥行き」の方が知ることが多いと感じるようになった。
この写真のような光景に、いまこの瞬間として強く惹かれる。
いつもこの場所に住んでいるのに、こういう風景もあった、
というような気付きが得られる瞬間が多い。
考えてみれば、結局は生々流転、万物はゆれ動いているので
定置的であっても、瞬間瞬間で見え方はまったく変位する。
「遠くまで行く」ことは水平的なことではなく、
むしろ時間を含めた「垂直的」な感受性の問題ではないかと。
地域性はその土地の土や水を提供するけれど、
それ以上に太陽や天体や時間経過のほうが、支配的であることに
あたりまえだけれど、気付かされる。
さて今週は冬至も過ぎて、ほぼことしの最終週であります。
来年に向けて準備の加速が重点になって来ます。
ひとあし早く、春への準備開始といったところ。
しかしことしの北海道札幌は根雪が遅いかも知れません。
このまま、小雪の傾向が続くのか、
しかし忘れた頃に大雪は襲ってくるものなので、スキは見せられない(笑)。
Posted on 12月 23rd, 2019 by 三木 奎吾
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